山本舞香、中京テレビ開局55周年記念ドラマで主演 名古屋愛満載の“令和の三英傑”描く
ORICON NEWS / 2024年11月5日 7時0分
俳優の山本舞香が、中京テレビ開局55周年記念ドラマ『令和の三英傑!』で主演を務めることが5日、発表された。堤幸彦氏が原案・演出を手掛け、岡山天音、平野綾、佐藤二朗が共演する。
【写真】岡山天音ら個性的な共演キャストたち
今作は愛知・名古屋市出身の堤氏が原案と演出を手掛け、多くの企業が創業の地とし、農業も盛んな“ニッポンの基礎”を築いたといっても過言ではない、名古屋愛を前面に押し出した突飛なキャラクターが大集合する、ハイパーコメディドラマとなる。400年前に日本で繰り広げられた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、通称・戦国三英傑の戦いが令和に蘇る。三英傑の直系子孫だと信じて疑わない人々が繰り広げる、意地とプライドと血筋をめぐる争いの行方とは。脚本は、名古屋市出身・佃典彦氏が手掛け、全編を通して名古屋弁のせりふが飛び交い、スピーディーな展開となる。
山本は、大須万松寺にある老舗洋食屋「キッチンKnob」の一人娘・織田よし乃(おだ・よしの/24)を演じる。よし乃は昔ながらの考えに染まり、遅くても25歳になるまでに結婚しなくてはと焦っている。大学時代は弓道部部長で全国大会優勝するほどの腕前。今は父の洋食屋を手伝い、傾く店をなんとか立て直そうと、メニューを令和風にアレンジするなど奮闘するが、店の方針を巡って父と激しく対立している。
山本は「台本を読ませていただいて『令和の末裔』のお話という面白い作品に参加させていただける事とても光栄に思いました。堤監督とも、またご一緒できて、とてもうれしいなと思う反面緊張感でとても気合いが入りました」とコメント。「天音くんとも10年ぶりにご一緒させていただいて藤吉とよし乃としてお芝居をさせていただき自分的に心地よくお芝居できて、藤吉役が天音くんで本当に良かったと心から思っています。お父さん役の二朗さんも本当に毎回毎回会うたびに刺激を受け、ガッツリご一緒させていただいたのは今回初めてだったので勉強させていただきました。ほかのキャストの方々ともコミュニケーションを取らせていただいて私も完成が楽しみです!」と撮影を振り返り、「とても面白い作品になっていると思うので皆さま楽しみにしていてください」と呼びかけた。
岡山は、中村公園の近くにある板金工場・トヨトミー製作所の一人息子・木下藤吉(きのした・とうきち/23)を演じる。藤吉は大学で芝居に目覚め、そのまま就職せずに続けている演劇青年。夢は大きな劇場で公演を開くことだが、とりあえずの目標は愛知県芸術劇場小ホールを満席にすることである。
平野は、岡崎にあるグランドホテル葵のオーナー・徳川春日(とくがわ・かすが/35)を演じる。春日は20歳も差のある旦那の康元を尻に敷いて実権を握っている。抜群の美貌とスタイルの良さでインフルエンサーとしても活躍している。ホテルには春日に会うために訪れる人も多く、政財界とのつながりも深い。
佐藤は、よし乃の父・織田信郎(おだ・のぶろう/52)を演じる。信郎は口数が多いが、気の小さい男。妻を病気で亡くしてから娘を男手一つで育てた。店主を務める「キッチンKnob」の看板メニュー・赤みそハムカツ定食は絶品で、キャベツの千切りの速さは日本一と自負している。織田信長の「天下布武」の刻印が龍なので、ドラゴンズファン。赤みそハムカツ定食の秘伝ソースを婿に仕込まなくてはと娘が早く結婚してくれることを願っている。
今作は、中京テレビ・日本テレビ系全国ネット「水曜プラチナイト」枠にて12月11日、18日の午後11時59分から深夜0時54分まで放送される。
【コメント全文】
■山本舞香(織田よし乃役)
台本を読ませていただいて『令和の末裔』のお話という面白い作品に参加させていただける事とても光栄に思いました。
堤監督とも、またご一緒できて、とてもうれしいなと思う反面緊張感でとても気合いが入りました。現場に入ってから、いろいろお話ができて緊張感がほぐれて「よし乃」としてしっかり役に入れる空気をスタッフの皆さまが作ってくださり居心地の良い現場でした。
そして天音くんとも10年ぶりにご一緒させていただいて藤吉とよし乃としてお芝居をさせていただき自分的に心地よくお芝居できて「藤吉」役が天音くんで本当に良かったと心から思っています。
お父さん役の二朗さんも本当に毎回毎回会うたびに刺激を受け、ガッツリご一緒させていただいたのは今回初めてだったので勉強させていただきました。
ほかのキャストの方々ともコミュニケーションを取らせていただいて私も完成が楽しみです!とても面白い作品になっていると思うので皆さま楽しみにしていてください。
■岡山天音(木下藤吉役)
堤監督と初めてご一緒させていただけてとても光栄でした。堤組にしかない刺激に溢れた現場で楽しかったです。山本さんをはじめ、キャストの皆さまもかっこ良くて個性的な皆さまで、今作でご一緒できたこと、本当にうれしく思います。よし乃と藤吉と、その周りの人々と、小ネタにあふれたドタバタな人間模様を楽しんで、明るい気持ちになっていただけたらと思います。
■平野綾(徳川春日)
愛知県出身だとあまり知られていなかったのですが、そのご縁で堤監督作品に出演させていただけるなんて!先祖代々に感謝です。慣れ親しんだ名古屋弁とは違う岡崎弁は難易度が高く、徳川家に失礼のないように思いっきりはっちゃけました!春日が何を企んでいるのか、作品の随所に出てくる“名古屋あるある”とともにお楽しみください。
■佐藤二朗(織田信郎役)
なんだと!?堤幸彦が、彼と俺の故郷である愛知県を舞台にした、オール名古屋弁のドラマをつくるだと!?どえりゃあがや。そんなの、俺が駆けつけないでどうする。この年の瀬、名古屋カラーで全国を染めあげようぞ。
■堤幸彦監督
まずこの企画をいただいて、最初に思いついたのは、子どもの頃、名古屋の大通りを練り歩く“三英傑”の勇姿です。トラウマなほど心に焼きついております。いつかそれにまつわる物語を作りたいとずっとイメージしていました。それは名古屋人としての誇りなのでしょうか。もちろん大河ドラマや現代に蘇る話ではなく、今を生きる三英傑の話です。すると、いろんなことがつぎつぎ思い浮かび、作家の佃さんと楽しく脚本を作ることができ、異彩なキャスト陣と大笑いしながら演出できました。地元しか伝わらない細かすぎるアイテムから、真剣すぎる爆笑ギャグまで老若男女楽しめる内容になった!と自負しております。皆さま、ぜひお見逃しなく!
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