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神龍誠、2年半ぶりDEEPは判定で辛勝 KENTAの打撃で追い込まれるも意地を見せる

ORICON NEWS / 2024年11月4日 20時59分

神龍誠 (C)ORICON NewS inc.

■『宗明建設Presents DEEP 122 IMPACT』(4日・後楽園ホール)
◯神龍誠 - ×KENTA
3ラウンド 判定2-1

【写真】マスクをかぶって入場する神龍誠

 RIZINで活躍する神龍誠が2年半ぶりのDEEPに戻ってきた一戦は、対戦相手のKENTAの強烈な打撃を受け、あわやストップがかかりそうなほど追い込まれたが、ピンチの状況から巧みなグラウンドコントロールでポイントを奪い、判定2-1で辛勝。7月の『超RIZIN.3』での扇久保博正戦の敗北から、復活を遂げた。

 開始早々にグラウンドで上のポジションを奪った神龍は、KENTAに頭を抱えられながらも上からパンチを落とし、立ち上がったところをギロチンチョークを狙うも抜けてしまい、逆にKENTAが下からギロチンの体制を取ると、会場はこの日一番の大歓声が巻き起こる。



 ギロチンを外して上の体制になった神龍は、ハーフマウントからパンチを打ちつつ腕の関節を狙っていくが、KENTAも止まらずポジションを動かしては下から足を狙う。それを切って立ち上がった神龍は、下の体制のKENATAに強烈なパンチやサッカーボールキックも繰り出すも、決定打とはならず。目まぐるしい攻防であっという間に5分が過ぎて1ラウンドが終了した。

 2ラウンド開始早々、KENTAの打撃で神龍がフラッシュタウンすると、一気にKENTAが打撃のラッシュをしかけて神龍が大ピンチに。右頭部から流血し、さらに打撃で追い込まれてダウンしそうになった神龍だが、金網を生かして腰を落とさず。神龍はなんとかタックルでKENTAを倒して上のポジションを取って回復を図りつつ、攻撃を止めずにブレイクを逃れる試合巧者ぶりを発揮。一方のKENTAもスタミを消耗したか立ち上がれず、追い込みながらも2ラウンドでフィニッシュできず、勝負は3ラウンドへと持ち越された。

 運命の第3ラウンド、神龍がKENTAを金網に押し込んでタックルを狙うも、しのいだKENTAが神龍の右腕を狙うポジションに。会場の「KENTAコール」の後押しを受けて右腕を狙うKENTAと、意地でも腕を取らせずタックルを仕掛ける神龍。緊張感のある攻防が続いたが、最後は腕を抜いて神龍が上を取り、パンチを落とし続けて明確なポイントを取ったところで試合終了のゴングが鳴り、結果は判定へ。

 ジャッジ1人目がKENTAに入れたが、残り2人が神龍に入れて、辛くも判定2-1で神龍が勝利した。勝利に安堵した神龍は、マイクを握りちょっとこんな内容で言うのもアレなんですけど、ここで復帰戦に勝てたんで、次は絶好調の神龍誠を見せれると思うんで、笹原さん、榊原さんに大みそかお願いしますとお伝えください!」と反省しながらも大みそか出陣をアピールした。

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