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水川かたまり主演、映画『死に損なった男』唐田えりか・堀未央奈らの出演発表 劇中コント監修はインパルス板倉

ORICON NEWS / 2024年11月5日 11時0分

映画『死に損なった男』(2025年2月21日公開)(上段左から)正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊、堀未央奈(下段左から)森岡龍、別府貴之、津田康平、山井祥子

 キングオブコント優勝の経歴を持つ空気階段・水川かたまりが主演を務めた映画『死に損なった男』(2025年2月21日公開)で、水川演じる“死に損なった男”を取り巻く人物を演じるキャストが発表された。

【画像】映画『死に損なった男』ポスタービジュアル

 本作は、駅のホームから飛び降りることを決意しながらも、隣の駅で人身事故が発生したことで死に損なった主人公がたどる数奇な運命を描いた、田中征爾監督による完全オリジナルストーリー。

 水川演じる”死に損なった男”関谷一平に取り憑(つ)き、「娘に付きまとう男の殺害」を依頼する幽霊の森口友宏役で正名僕蔵が出演。「男を殺すまで取り憑く」と関谷を脅迫し、さまざまな問題にバディとして挑むことになる。映画初主演となる水川との共演について正名は「水川かたまりさん演じるやたらとまばたきの多い主人公と、私演じるとにかくしつこいオジサンの2人組なんて、普通に考えたら5分で見飽きることでしょう。ですが、あえて言わせていただきます、2時間まったく見飽きない作品となっております」とアピールする。



 そんな森口の娘で関谷がたどる数奇な運命の中心的存在となる森口綾役を、Netflixシリーズ『極悪女王』での熱演が話題となった唐田えりかが演じる。「現場で、みなさんのお芝居を感じながら、自分がどんどん自由に、解放されていく感覚がありました。笑いが絶えないあたたかい現場でした」と撮影を振り返っている。

 綾に執拗に付きまとい、ついには命を狙われることになる若松克敏役を演じるのは、エアーバンド・ゴールデンボンバーのギター担当であり、俳優やタレントとしても活躍中の喜矢武豊。「普段優しそうに見えるけど人としてダメな悪い男、いわゆるDV野郎を演じました。今までやったことのないキャラクターなので、自分なりに楽しんで怖そうな人をやらせていただきました」とコメント。

 関谷が構成作家として働く芸人事務所「金子プロ」の同僚・竹下希役に、元乃木坂46の堀未央奈。同じく関谷と同じ事務所の後輩にして売れっ子作家として活躍する沢本五郎役に森岡龍がキャスティングされている。

 そのほか、劇中の芸人事務所「金子プロ」に所属するお笑い芸人として、お笑いコンビ・マルセイユの別府貴之と津田康平、単独ライブが発売後即完売する人気男女お笑いコンビ・エレガント人生の山井祥子など、多数のお笑い芸人が出演。なお、劇中のすべてのコントの監修を、作家としての才能も開花させるインパルス・板倉俊之が担当。言葉を巧みに操る板倉オリジナルのコントにも注目だ。

■正名僕蔵(森口友宏役)のコメント

 あえて言わせていただきます。この映画は、うだつのあがらない主人公と、彼にとり憑いたうっとおしいオジサンを2時間眺め続ける映画です。水川かたまりさん演じるやたらとまばたきの多い主人公と、私演じるとにかくしつこいオジサンの2人組なんて、普通に考えたら5分で見飽きることでしょう。

 ですが、あえて言わせていただきます、2時間まったく見飽きない作品となっております。これはひとえに、田中監督の脚本&演出のマジックによるものです。そのマジックに、ぜひ映画館でどっぷり浸っていただけたら幸いです。

■唐田えりか(森口綾役)のコメント

 『死に損なった男』が、ついに情報解禁ということで、ほんとうにうれしく思っています。現場で、みなさんのお芝居を感じながら、自分がどんどん自由に、解放されていく感覚がありました。笑いが絶えないあたたかい現場でした。本作はユーモアを交えながら、緊張感ある中で逞しく進んでいく優しい物語です。ぜひ劇場で、体感してほしいです。

■喜矢武豊(若松克敏役)のコメント

 普段優しそうに見えるけど人としてダメな悪い男、いわゆるDV野郎を演じました。今までやったことのないキャラクターなので、自分なりに楽しんで怖そうな人をやらせていただきました。

 役者さんも素晴らしく、個人的に水川かたまりさんの演技が面白いというかとても素敵で撮影中ずっと見ていられました。田中征爾監督とのタッグでとても良い世界観になっていると思いますので映画『死に損なった男』を見損なわないようにぜひ劇場に遊びに来てください!

■堀未央奈(竹下希役)のコメント

 竹下希役を演じさせていただいて、希の仕事がとにかく大事で物事をはっきりと伝えるちょっと強めな性格が自分自身の性格と重なる部分があり、演じていて共感する部分がたくさんありました。

 水川かたまりさん演じる一平さんが死に損なうことでさまざまな変化や出来事が起こっていきます。かたまりさんにしか出せない空気感が映画全体を包みこんでいて、ご一緒させていただいて演じながら私もとても心地が良かったです。

 見終わった後に明日ももう少し自分のペースで頑張ってみようかなと思っていただけたらうれしいです。

■森岡龍(沢本五郎役)のコメント

 映画『死に損なった男』で描かれるのは、どこかで自分の人生を、「生き損なった人たち」の姿だと思う。「死と生」が隣り合わせのように、「夢と挫折」も、「笑いと涙」も、「希望と絶望」も、やっぱり表裏一体なのだと、この映画から教わりました。主演・水川かたまりさんの美しい瞳と横顔が、とても印象に残っています。ぜひ、劇場でご覧ください。

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