HY、16年越し「366日」アンサーソングを書き下ろし 赤楚衛二＆上白石萌歌の映画『366日』主題歌に決定

『366日』最速試写会舞台あいさつに出席した（左から）許田信介、新里英之、赤楚衛二、上白石萌歌、仲宗根泉、名嘉俊 （C）ORICON NewS inc.

　俳優の赤楚衛二が主演、上白石萌歌が共演する映画『366日』（2025年1月10日公開）の主題歌が、沖縄出身バンド・HYの新曲「恋をして」に決定した。同映画のモチーフとなった名曲「366日」のアンサーソングとして書き下ろされた。このことは、きょう6日に都内で行われた最速試写会舞台あいさつで発表された。

【写真】歌姫…！サプライズ登場したHY・仲宗根泉

　本作は沖縄と東京、2つの都市が舞台の20年の時を超えた純愛ラブストーリー。主人公・真喜屋湊（まきや・みなと）を赤楚、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海（たましろ・みう）を上白石が演じる。

　その主題歌となる新曲「恋をして」は、映画で描かれる恋人との時間、家族との時間を生きる中でさまざまに交差する想いに寄り添い、仲宗根泉（Key＆Vo）が書き下ろしたバラード。2008年に失恋ソングとしてリリースされ、今なお多くの人々に歌い継がれている楽曲「366日」で歌われた、“かなわずも＜365日じゃ足りないほどの愛する気持ち＞“から、1歩前に踏み出した楽曲とも受け取れるこの楽曲は、16年という時間を経てうまれた「366日」のアンサーソングであり、一つの恋の完結編と言える。

　舞台あいさつには、赤楚・上白石のほか、2人にサプライズでHYの4人も登場。仲宗根泉は「『366日』は“別れたくない”“私を忘れないで”という歌だったんですが、16年の時を経て、ただの恋愛じゃなくていろんな思いに変わっていった。今なら“ありがとう”と相手に思えるような恋だったんじゃないかなという思いをアンサーソングにしました」と明かした。

　同楽曲を聞いた上白石は「歌詞が役の気持ちそのものだなと思いました。すべての登場人物の胸の中にある愛情を代弁しているような曲だなと思いますし、『366日』を聞いていた人皆さんにとっての答え合わせになるような曲だなと思いました」と思いを明かし、主演の赤楚は「この曲に支えられたからこそ無事に（映画を）撮りきることができた」と感謝を語った。