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スズキ初代『アルト』、日本自動車殿堂「歴史遺産車」に選定「軽自動車の地位を確固たるものにした」

ORICON NEWS / 2024年11月6日 12時41分

1979年発売のスズキ初代『アルト』

 スズキは6日、1979年に発売した初代『アルト』が、特定非営利活動法人日本自動車殿堂による日本の自動車の歴史に優れた足跡を残した名車を選定し、日本自動車殿堂に登録して永く伝承する「歴史遺産車」に選定されたと発表した。

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 初代『アルト』は、1979年5月に運転のしやすさ、使い勝手のよさ、経済性の高さなどを兼ね備えた実用的な軽自動車として発売。以降も時代にあわせて機能や性能を進化させ、45年、9代にわたり多く発売され、国内累計販売台数は約537万台となるスズキの軽自動車を代表するモデルとなっている。

 今回の選定では、「軽自動車の排気量が550ccへの拡大を機にその本質を捉え、ムダや飾りを省いた低価格車として登場し、当時低迷していた軽自動車市場を復活させ、今日の軽自動車の地位を確固たるものにした」という点が評価され受賞に至った。



 この発表を受け、スズキ代表取締役・鈴木俊宏社長は「初代『アルト』が『歴史遺産車』に選ばれたこと、大変うれしく思います」と喜びの声を上げ、「『アルト』は1979年の発売以来、環境性能や安全性能をはじめとする、軽自動車を取り巻く社会環境やお客様のご要望にお応えし、進化を続けてきました。その中で『経済的で機能的』という『アルト』の本質は初代モデルから変わらずに脈々と受け継がれ、お客様の生活を支え続けています。今後も『アルト』らしい進化にご期待いただければ幸いです」とコメントした。

 なお、スズキの製品が「歴史遺産車」に選定されたのは2008年の『スズライト』、2020年の初代『ジムニー』、2022年の『GSX1100S KATANA』『GSX750S』に続き、4回目となる。

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