綾瀬はるか、独特のタッチで「トンボとハル」描く 映画『ルート29』直筆イラスト公開

映画『ルート29』（11月8日公開）綾瀬はるか直筆イラスト（C）2024「ルート29」製作委員会

　俳優の綾瀬はるかが、主演映画『ルート29』（11月8日公開）で自身が演じたトンボと、大沢一菜演じるハルを描いた直筆イラストが解禁となった。独特のタッチに綾瀬の画才が爆発している。このイラストのステッカーシールが9日に行われる公開記念舞台あいさつで観客に配布される予定だ。

【動画】映画『ルート29』主題歌「Mirror」Special MV

　本作は、『こちらあみ子』で「第27回新藤兼人賞」金賞をはじめ数多くの賞を受賞し、デビュー作にして多くの映画ファンを魅了した森井勇佑監督が、詩人・中尾太一の「ルート29、解放」からインスピレーションを受け、映画の舞台ともなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約1ヶ月間旅をして書き上げた脚本を映画化。

　他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない主人公トンボが、風変わりな女の子ハルを連れて旅に出た先でのさまざまな出会い、そこで次第に深まるハルとの絆によって、からっぽだった心に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間をつづったロードムービー。

　映画の公開に先駆け、本編映像を使用した、Bialystocksによる主題歌「Mirror」のミュージックビデオ（MV）が公開されている。Bialystocksの甫木元が、MVの監督を務め、「ハルとトンボの後をゆっくり追いかけるように少しずつ編集していく作業は、実際2人が旅した距離よりも壮大な心の旅に目を向ける事でした」と語っている。「Mirror」にのせて、トンボとハルの新たな一面を見ることができる。