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ニューヨークが戦々恐々、鶴瓶&中居のMCは「どんなバラエティよりエグい!」【オリコン ライターズ】

ORICON NEWS / 2024年11月10日 18時0分

『ライターズ!』(日本テレビ系/毎週日曜 深1:30)に出演したニューヨーク(左から嶋佐和也、屋敷裕政)

 顔出しNGの敏腕ライターが、いま注目のタレントの素顔に迫る『ライターズ!』(日本テレビ系)。きょう10日(深1:30)の回では、12日放送の『ザ!世界仰天ニュース3時間SP』(日本テレビ系 後8:00)からニューヨークが登場。いまやバラエティを席巻している2人だが、「『仰天ニュース』はエグい」と口をそろえる。放送開始から20年以上経つ長寿番組の何がそこまで彼らを恐れさせるのか?真相に迫った。

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■平和な番組と思いきや……現場は緊張感あふれる「戦場」

 いまから3年前、ニューヨークがゴールデンタイムのバラエティに進出し始めた頃、元テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行氏のラジオ番組にゲストし、「『難しいな』と思った番組はありますか?」と問われた際に、2人は「ファミリーが見る平和な番組だと思っていたらゴリゴリだったのは『仰天ニュース』」と口をそろえた。



 同番組ではVTR後、MCの笑福亭鶴瓶と中居正広から出演者たちに話が振られ、そこからエピソード大会が繰り広げられる。しかしそれを知らずに「VTRを見てワイプで笑っていればOK」と油断していた2人は、“食らった”という。

 今回の収録についても、嶋佐和也は「相変わらずゴリゴリでしたね…。珍しいですよ、VTRメインでこんなにエピソード振られる番組。浜辺美波さんなんて、4本くらい話してましたから」と驚き。屋敷裕政は「容赦ないよな」と共感していた。

 それでも最初に出演したときよりも準備はしていた分、対応できるかと思いきや、屋敷は「途中、いきなり子どもの頃の写真で語るコーナーがあって、まったく用意していなかったんで、ヤバかったですね」と危機を感じた。嶋佐は「普通、『こんなにかわいかったんですね』くらいで終わるじゃないですか。でも、結構な笑いを生まないといけない感じで中居さんから振られて、マジで頭真っ白になりました。なんなんですか、この番組?」とツッコミ、続けて屋敷は「ちょっと次からは、そこも準備せなあかんな」と振り返った。

 売れっ子芸人をも恐れさせる『仰天ニュース』のヤバさ。平和な画面の中では、ギリギリの戦いが繰り広げられている。

■若い世代に知ってほしい「和田アキ子の超絶歌唱」

 今回の3時間SPでは、昨年亡くなった歌手・八代亜紀さんの晩年も特集される。八代さんといえば2016年に『FUJI ROCK FESTIVAL』に出演し、その歌唱力で演歌になじみのない観客の度肝を抜いたことも話題となった。同じように、「実際に会ってびっくりしたレジェンド」を聞くと、和田アキ子の名前が上がった。

 屋敷は「去年、ナインティナインさんのイベントに出演させてもらったとき、和田アキ子さんの生歌を聴かせてもらったんですよ。それがすごすぎて」と回答。「もうゾクゾクして鳥肌立って。いままで会ったアーティストのなかで、ダントツで一番。ぜひ若い世代に聞いてほしいし、それこそロックフェスとか出てほしいですね」と感動したという。嶋佐も「僕ら、『アッコにおまかせ!』で会うアッコさんしか知らなかったので、マジでびっくりしました」と衝撃を受けた。

 もちろん『仰天ニュース』のMCを務める鶴瓶と中居も芸能界のレジェンド。今回、改めて絡んでみての感想を聞くと、嶋佐は「もうめちゃくちゃ。どんな芸人よりもヤバい話をするし、MCもフリースタイルだし、すごすぎ。(出演する)若いコたちは、この番組で芸能界を知るんです」と説明。屋敷も「ちゃんとハラハラドキドキさせるもんな。観覧に来ている人たちは、めちゃくちゃ楽しいと思いますよ。あの人たちのMC見ると、『俺らが子どもの頃に見ていたテレビや!』って憧れるし、食らいますね。今回も赤楚(衛二)君とか食らってそうやったもんな」とエピソードを明かした。

■「やっぱり人間が一番おもろい」ニューヨークの野望は“プチ仰天”

 現実に起こった現実離れしたエピソードが詰まった『仰天ニュース』。ニューヨークの2人も、自身のYouTubeチャンネルで芸人の実態に迫るドキュメントを続けているが、屋敷は「やっぱり人間が一番おもろい」と話す。

 屋敷が「『仰天ニュース』の会社の金使い込んだ人の話とか、『なんでそんなことなんねん!?』って、ザッピングの手を止めてずっと見ちゃいますもんね」と話すと、嶋佐は「『そんなヤツいる?』っていうのが、本当にあるからね。あと、再現VTRの役者さん、めっちゃうまい」とコメント。屋敷が「せやんな、ホンマにうまくて引き込まれる。あそこの演技下手やったら、冷めてまうと思う。売れてほしいわー」と話すと嶋佐が「いつか僕らがやってる芸人ドキュメントも、仰天でやってほしいですね。芸人しかいないバイトの話とか。再現VTRも全部芸人がやって」と提案。屋敷は「“プチ仰天”、おもろそうやな。まあ…BSよしもとかな」とアイデアを練っていた。

 八代さんをはじめ、“事実は小説より奇なり”を体現する重厚感溢れる3本のエピソードが詰まった『ザ・世界仰天ニュース3時間SP』。今回の放送をひと言で表すなら、「映画3本分!」とニューヨークの2人。嶋佐が「見応えがありすぎて、めっちゃ疲れました。あと、浜辺美波さんがかわいかったんで、僕は大満足です!」と語ると。屋敷が「いまだに、いつもそんなこと言うとんな(笑)」とツッコんだ。

 『ザ!世界仰天ニュース』の見どころはもちろん、『ライターズ!』の放送では2人のこれまでの芸人半生についても、たっぷりと語っている。そちらもあわせて、ぜひチェックしてほしい。
(取材・文/マイティ・M)
※取材の模様は、10日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系 日曜深1:30)でもご覧いただけます。

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