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水上恒司、石井裕也監督の“上下運動”に奮起 「もっとあるね」の声で躍動

ORICON NEWS / 2024年11月9日 12時52分

映画『本心』の公開記念舞台あいさつに登壇した水上恒司 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の池松壮亮、水上恒司、石井裕也監督が9日、都内で行われた映画『本心』の公開記念舞台あいさつに登壇した。

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 主人公の石川朔也を池松が、朔也の幼なじみの岸谷を水上が演じる。終盤に2人が対峙する重要なシーンが。水上は「僕は石井組が初めて。石井さん『なんかあれだね。もっともっとあるね、水上くん』って」と石井監督がかかとを上下させる“貧乏ゆすり”でよりよい演技を求められたそう。「すごく僕も緊張してました。石井さんを満足させてあげられないかなと、いつも思っていたので。その上下運動がなくなれば僕はイケたんだなって思うようにしてました」とニヤリ。本作で9作目の石井監督とのタッグとなる池松は「貧乏ゆすりも変わらない」と笑っていた。



 本作は、“リアル”と“リアルではないもの”の境界が今よりもさらに曖昧になった世界を舞台に、急逝した・秋子(田中裕子)の本心が知りたい朔也(池松壮亮)が、生前のパーソナルデータをAIに集約させ、仮想空間上に“人間”を作るというストーリー。平野啓一郎氏の原作を読んだ池松が、『月』『船を編む』などの石井裕也監督に映画化を提案した。

 イベントには、三吉彩花、妻夫木聡、田中裕子も参加した。

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