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岡崎朋美、本田望結、長澤樹らにカーリングで「オリンピックの切符、勝ち取ってもらいたい」と要望

ORICON NEWS / 2024年11月9日 17時46分

(左から)岡崎朋美、泉智奈津、長澤樹、本田望結、川口ゆりな、白倉碧空、本木克英監督 (C)ORICON NewS inc.

 日本カーリング協会理事で、1998年長野冬季五輪スピードスケート女子500メートル銅メダリストの岡崎朋美(53)が9日、都内で開かれた映画『カーリングの神様』公開記念舞台あいさつに登場した。

【写真】カーリング界の発展を記念して岡崎朋美に神札を手渡した本田望結

 映画公開を祝って、花束を主演の本田望結(20)に手渡し「本当はスピードスケートの宣伝をしたいんですけど」と笑いを誘った。受け取った本田は「花束ってこんなに重くできるんですね。うれしい」と感激していた。

 同作でプロの猛特訓を受けてカーリング競技シーンに挑んだ本田たちに対して、「アスリートの目を皆さん、お持ちなので、ぜひこれから練習していただいて、オリンピックの切符を勝ち取ってもらいたい」と要望。「バックヤードで私聞いてましたよ、(カーリングチームの)ロコ・ソラーレと戦いって」と明かすと、全員が「バレるバレる」と動揺を見せた。



 岡澤はさらに、本田たちのチームワークを褒めつつ、「来年の2月に横浜で全日本選手権が行われるんですよ。そこでも勝ち取ってもらって」と具体的なスケジュールまで提示。
困惑しつつも本田たちは「今から猛特訓しないと」「しちゃう?しちゃう?」とちょっとノリ気。「そこで優勝すると次のオリンピックいけますので」と淡々と話す岡澤に、本田は「そんな簡単に言わないで」と困惑。しかし、会場もオリンピック行きを期待する大きな拍手が響いた。

 イベントでは、本田から岡澤に対して、「スポーツ振興の神」を祀る亀戸香取神社の神札が岡澤に手渡された。

 同作は、大きな壁にぶつかりながらも、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出すことで、仲間と一緒に熱中する喜びを噛みしめる女子高校生たちの姿をみずみずしく描き出した青春スポーツ映画。

 高校生の香澄は、本州最古のカーリング場がある軽井沢にほど近い町御代田町でカーリングと共に暮らしてきた。小学生時代には、チーム<みよステラ>で優勝経験もあるが、その後チームは解散。香澄はくすぶる日々を送っていた。地元で、カーリングの国際大会が開催されることになり、香澄は「オリンピックに出場するような強豪チームと対戦できる国際大会のエキシビションマッチに出るチャンス!」と再び情熱を燃やす。

 かつてのチームメイト・優芽と沙帆と共にみよステラを再結成。さらに、現在は強豪チーム<軽井沢EC>に所属する、かつてのチームメイトの舞も誘うが、聞く耳を持たないばかりか、ライバルとして立ちはだかる。舞の代わりに東京からの転校生、実乃梨がチームに加わるも素人で戦力にならず、コーチ探しにも苦戦、カーリング場の老朽化のため開催地を軽井沢に奪われるかもしれない危機。果たして、町に伝わるカーリングの神様は現れるのか 。

 秋山ゆずきらフレッシュなキャストたちに加え、高島礼子、柄本明、田中麗奈、六角精児など豪華なベテランキャスト陣がガッチリと脇を固める多彩な顔ぶれ。監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞や日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、『大コメ騒動』(21)や、池井戸潤原作を映画化した『シャイロックの子供たち』(23)などのメガホンを取ったストーリーテリングの名手、本木克英。個性あふれる俳優たちとともに感動の物語を創り上げた。

 なお、11月8日から公開中。

 イベントには本田のほか、長澤樹(19)、泉智奈津(19)、白倉碧空(18)、川口ゆりな(25)、本木克英監督(60)も登壇した。

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