『M-1グランプリ』番組公式本 内容盛りだくさんでオールカラー240Pの大ボリューム

『M-1グランプリ』番組公式本刊行決定（C）M-1グランプリ事務局

　『M-1グランプリ』20回大会を記念して、ヨシモトブックスとABCアークの共同制作による『M-1グランプリ』番組公式本が22日に発売される。この発売に向け、できたばかりの紙面が初公開された。

【写真】貴重ショットたくさん！『M-1グランプリ』番組公式本が刊行

　当時の思い出や時を経て気づいたこと、そして今の『M-1』に思うこと…。王者たちの漫才観、人生観にふれるインタビューを始め、記憶に残るコンビが集い、思い出話に花を咲かせる大会年別・ファイナリスト同窓会、NON STYLE・石田のネタ分析、敗者復活戦MC・陣内智則や大会を支えてきたスタッフ陣の振り返りなど、出演者からスタッフまでM-1を語る企画が盛りだくさん。オールカラー240ページの大ボリュームに仕上がった。

　コンビ対談企画の歴代王者が語り合う『M-1グランプリとは？』では、中川家×ミルクボーイ、錦鯉×トレンディエンジェル、ブラックマヨネーズ×とろサーモン、フットボールアワー×NON STYLE、マヂカルラブリー×ウエストランド、ますだおかだ×サンドウィッチマンというラインナップに。

　「面白くても強くなければ勝てない」（ますだおかだ・増田）、「獲ったやつは漫才続けなあかん」（中川家・礼二）、「M-1は僕らにとって『おかげさま』」（サンドウィッチマン・伊達）といった大ベテランならではのコメントや、「処刑台の前にいてこれダメだったら終わる」（とろサーモン・久保田）、「笑わそうとしたら炎上することあるんだ…」（マヂカルラブ
リー・野田）など当時の辛い心境吐露、「悔しい時の解決法は自分が燃え尽きればいい」（ブラックマヨネーズ・吉田）という苦境を乗り越えたからこその言葉…。戦い続ける勇気をくれるストロングなインタビュー内容に。もちろん、笑えるトークもたっぷり収録されている。

　あの年の戦友たちが集合する『M-1』ファイナリスト同窓会では、2006年組：チュートリアル×トータルテンボス×ザ・プラン9、2010年組：笑い飯×ナイツ×スリムクラブ、2016年組：銀シャリ×アキナ×さらば青春の光という座組に。コンビで『M-1』を語るチャンピオンインタビューには、アンタッチャブル、パンクブーブー、霜降り明星が登場する。

　秘蔵写真で振り返る『M-1グランプリ2001～2023 PLAY BACK』は『M-1』ファンにはたまらない永久保存版で、夢と感動が詰まった歴史絵巻116ページ。チャンピオン誕生の瞬間はもちろん、名・珍場面を惜しみなく収録している。2001年第1回大会から始まった「M-1グランプリ」を、貴重な写真・データで各年振り返る。“Mおじ”ことM-1ウォッチャーのスーパーマラドーナ・武智の分析も。