「ランウェイは目指しても歩けない場所」保育士との兼業ライバーが「TGC 北九州 2024」出演までに10kgのダイエット実現
ORICON NEWS / 2024年11月13日 8時30分
保育士とライバーの兼業をしているhana hanaさん。クレイツステージの出演権を見事に勝ち取り、先月開催された「TGC北九州 2024」クレイツヘアショーでモデルとしてランウェイを歩いた。仕事と睡眠以外のほぼ全ての時間をライブ配信に捧げるトップライバーで、ファッションイベントの出演に際しては、10kgのダイエットも同時に進めていたという。その“熱量”は一体どこからくるのか、詳しく話を聞いた。
【写真】華麗に変貌を遂げ、ポージングを決める兼業ライバーhanahanaさん
■平日と休日でメリハリをつけて配信 兼業ライバーを続けていくための工夫
――hana hanaさんは、現在はどのような活動をされているのでしょうか?
【hana hana】大学卒業後から幼稚園で働いていて、大学の友人が同じ保育関係の仕事をしていたのですが、その子が仕事を辞めて配信を始めたんです。その友達の配信に私も一緒に出ることが何回かあったのですが、それがすごく楽しかったんです。
――ご自身としては、配信することが向いていた?
【hana hana】はい。私は幼稚園で働きながらだったので、収入よりも“楽しそう”という興味本位からPocochaで配信を始めました。楽しんでやっているからこそずっと続けられていて、もう3年半以上、毎日配信を続けているのですが、辞めたいと思ったこともなく、毎日楽しく過ごさせてもらっています。
――兼業でライブ配信に避ける時間も限られている中、どのように時間を確保しているのですか?
【hana hana】最初は短時間で固定して配信をしていました。Pocochaにはランク制度があるのですが、そういうものへのこだわりもなく、時間だけ夜8時から10時に固定をしたら負担もなくできて、リスナーさんも私が働いていることを知っているから「無理しないでね」と言ってくれて。最初からすごくリスナーさんに恵まれたというのもありますね。
――歌の配信も行っているのですよね?
【hana hana】歌っているときに一緒に盛り上げてくれたり、できる時間の中でリスナーさんも一緒に頑張ってくれるので、そういう気持ちがすごくうれしいです。休日は24時間配信を目指したこともあるくらい、できるだけ長い時間を配信に費やしていたので、生活のメリハリを昔から意識していました。
――休日はできるだけ長く配信したいとのことですが、最長どのくらいかなどは決まっているのですか?
【hana hana】休日は夜22時からスタートして朝方まで配信、昼まで寝て、また昼からずっと夜まで配信という形です。仕事と配信しか今はやっていない状態で、休日は寝ている時間以外は配信です。だから、平日は仕事が終わって落ち着いたあと、短い時間のなかでやらせていただいています。
――そのサイクルが崩れることはないのですか?
【hana hana】もちろん嫌なことやつらいことも毎日配信をしていたらあるのですが、そのときはすぐに終わります。みんなにも「もう終わるね」と言って早く切り上げます。私は寝たら切り替えられるタイプだから、次の日にはまた笑顔で配信を行えるので。
――ライブ配信のどういったところにやりがいを感じますか?
【hana hana】ギフトは、贈れる人もいれば、応援したいけど贈れない人もいると思うので、私はリスナーさんの人数に重きを置いていて、毎日配信に来てくれるリスナーさんが多くいてくれたり、「応援しているよ」と言ってくれたりすることが一番の励みになっています。もちろん目標を達成できなかったときは悔しいですが、そこをクリアできた喜びよりもリスナーさんが喜んでくれることが一番うれしいです。
――リスナーさんとの掛け合いによって元気になることもある?
【hana hana】保育と配信は似ているんです。保育の現場では一人ひとりをしっかりと見て、お子さんの特徴を知って、この子とはどんな関わり方をするのかと考えることが当たり前になっているのですが、それが活かせたというか。コメントが苦手なリスナーさんがいたり、コメントはせずにただいたいだけというリスナーさんがいたり、リスナーさんも人それぞれなのですが、この人がどういう気持ちなのかというのを自然に読み取ることができるようになったと思います。なので、一人ひとりと関わることをすごく大事にしてきました。
■「憧れにも届いていないような世界だから」本番までに10kgのダイエット
――今回TGC 北九州 2024のクレイツヘアショー出演をかけたイベントに参加しようと思ったきっかけは?
【hana hana】Pocochaで初めての日本最大級ファッションイベントのランウェイということで、そのイベントがTGC 北九州 2024と公開される前からPocochaのイベント欄に“ランウェイイベント”と告知が出ていたんです。Pocochaで配信をしている人全員がこのイベントを気にかけてはいたと思います。
――初めてのことだったとは、気になりますね。
【hana hana】公開されたらまさかのTGCで、しかも北九州で。私は生まれたときから北九州に住んでいるので驚きました。TGCは誰もが知っているイベントで私も観客として見に行ったこともあって、憧れの舞台というか、むしろ憧れにも届いていないような世界なので。当初は、絶対に無理だろうと私は結構諦めていました。
――そうなんですね。
【hana hana】とりあえず出てみようみたいな感じでしたが、リスナーさんのほうが本気になってくれて、「せっかく出るなら頑張ろうよ」と言ってくれたんです。それで私も精一杯頑張ろうと思い、憧れの舞台に立てる一生に一度のチャンスだからやれるだけやってみようと決心しました。
――オーディション期間の配信内容でこだわった部分などはありますか?
【hana hana】やるからにはどのライバーさんよりも一番長く配信しようとは決めていて、悔いを残したくないので寝る間も惜しんで頑張りました。ちょうど7月末で保育園も夏休み期間に入っていてシフトがずらせる期間だったので、7月の出勤部分を全て8月に持っていって、イベント期間はフルで配信をできるようにしました。
――イベントからTGC 北九州 2024本番までの間にどんな準備をされていたのですか?
【hana hana】2ヵ月あって、みんなには「配信時間が取れなくなるけど、ちょっとダイエットしてくる」と言って、めちゃくちゃダイエットを頑張りました(笑)。もしクレイツステージへの出演が決まったらダイエットするってみんなに宣言もしていたので10kgくらい落としました。
――プロの方たちと比べられるという意識もあった?
【hana hana】悪目立ちをしたら嫌ですし、ほかの人たちも努力されるのはわかっているので。ランウェイはみんなが目指しているし、目指しても歩けない場所で、みんなが気合いを入れて来る場所なので、私もやれるだけはやって足を引っ張らないようにと頑張りました。
――ウォーキングの練習もしたのですか?
【hana hana】練習したのですが、自分の感覚と客観的に見るのは違うというのはすごく感じました。2ヵ月間は仕事に行く前の朝4時から6時まで毎日ウォーキングをしました。できる限り頑張りたかったので、人がいない真っ暗の中で、ランウェイの練習を兼ねたウォーキングの練習をずっとしていました。
■毎日の配信が”帰ってくる場所” 「ずっと長く続けていきたい」
――実際にランウェイを歩いてみてどのように感じましたか?
【hana hana】前日のリハーサルから緊張して、当日のリハーサルもすごく緊張してドキドキだったのですが、始まったら観客のみなさんがペンライトを持っていて、モデルさんが歩く度に歓声が湧いて盛り上がっている中だったので、私もその一瞬はすごく楽しめました。
――ヘアショーのスタイリングは、地元・福岡の美容室「Astraea」店長の藤木幸乃さんが担当されました。打ち合わせをしているときに感じたことはありますか?
【hana hana】さすがだなと思うことがたくさんありました。私の要望を取り入れてくれながら、舞台映えするヘアスタイルや衣装、メイクなどのアドバイスもしてくださって、私が知らないところまでこだわってくれました。
――TGC北九州 2024のコンセプトに「地元を盛り上げる」という点もあるようですが、故郷を盛り上げるイベントに関われることへの想いは?
【hana hana】北九州生まれだと、「どこに住んでいるの?」と聞かれたら「福岡」と言いがちなのですが、私は絶対に「北九州」と言っちゃうんです。私は北九州が好きだし、TGC北九州に観客として行ったこともあるので、そこに自分が出られたというのはすごく大きいです。イベント期間中もずっと「地元・北九州の誇りを持って頑張ります」と言っていました。
――今回ヘアスタイルを作るために、クレイツの「9012イオンストレートアイロン」というアイテムを使われたと思うのですが、いかがでしたか?
【hana hana】形が丸み帯びているので、「カールが得意なストレートアイロン」というコンセプトの通り、カールもこの一本でできるのがすごく魅力的ですね。あと、髪にツヤが出るというか、私はお風呂上がりに髪がパサついちゃうのですが、お風呂上がりにアイロンを通しても全然パサつかなくて、しっとりと落ち着いてくれると実感しました。
――今後の展望などがあれば教えてください。
【hana hana】毎日の配信が“帰ってくる場所”というか、“家族以上に一緒に過ごしている場所”なので、ずっと長く続けていきたいと思っています。だからこそ、無理をするのが一番ダメだと思うので、自分のやれる範囲でやるときと休むときのメリハリをつけながら、いろいろな課題を乗り越えつつ、またランウェイイベントもあったらいいなと思っています。
――リスナーさんとの関係性は、どのように育んでいきたいと感じていますか?
【hana hana】私のリスナーさんは古参の方がすごく多いので、新規さんが増えるのもうれしい反面、いろいろと難しいところもあって…。今まで過ごしてきたことが一番大事だと思うので、初心を忘れないことと、出会いあり別れありの世界なので、そばにいてくれる人をずっと大事にして、感謝を忘れずに過ごしていきたいです。
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