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『全領域異常解決室』、回想シーンで“九十九夜町”が出現 『嘘解きレトリック』コラボに反響「もしかして同じ世界線か?」【ネタバレあり】

ORICON NEWS / 2024年11月14日 6時30分

『全領域異常解決室』第6話より (C)フジテレビ

 俳優の藤原竜也が主演し、広瀬アリスが共演するフジテレビ水10ドラマ『全領域異常解決室』(毎週水曜 後10:00)の第6話が、13日に放送された。

【写真】コラボを記念した左右馬(鈴鹿央士)と雨野小夢(広瀬アリス)の仲良しショット

 完全オリジナルとなる本作は、脚本・黒岩勉氏、演出・石川淳一氏による実力派スタッフで制作する、手に汗握る本格ミステリードラマ。身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリー。

 以下、ネタバレあり。

 興玉雅(藤原竜也)から、神について話を聞く雨野小夢(広瀬アリス)。予知能力を持つ小学生・生嶋未琴(諸林めい)は市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)という神だった。他にも「この世界にはたくさんの神が人間とともに暮らしている」と聞かされる小夢。 



 人知を超えた能力を持つ神が起こした不可思議な事件を丸く収めて解決に導くのが「全決」の役割だったのだ。そして今「全決」は謎の神「ヒルコ」との戦争状態にあり、反乱を止めるため正体を暴こうとしていることを知った小夢は、強い使命感を覚える。

 そんな時、美容系の有名インフルエンサーばかりが連続して亡くなる奇妙な事件が発生。今回もヒルコから「犬神(いぬがみ)の呪い」が原因であるという犯行声明が出される。被害者たちはいずれも過食により気道が塞がって窒息死しており、部屋からはピンク色のサプリメントが見つかっていた。

 捜査資料を見た興玉は、被害者たちが通っていた美容整形外科医・大隈邦男(吉田鋼太郎)の写真に目を止める。大隈を尋ねる興玉と雨野だったが、大隈は病に侵され余命わずか、また彼自身も大国主神という神であることも明らかになった。

 サプリに何らかの問題があることを悟った大隈は弱々しい声で「私は今回の人生を間違えた。女にうつつを抜かし、だまされた」と明かす。大隈が前世で愛した女性に瓜二つの女性が犬塚真澄という名で今世に現れ、犬塚が人魚の肉を食べ不老長寿を獲得した伝説上の八百比丘尼の研究に没頭していることを告げた。

 この話を聞いた興玉らは犬塚の正体に迫るも、彼女は利用されていたに過ぎず、真の黒幕は犬塚によって大隈と離婚することになった元妻の路子だった。さらに興玉は犬塚の戸籍がおかしいことに気づき、この女性が八百比丘尼であることを突き止めた。そして前世で大隈と結ばれていた女性こそが、犬塚だったことも明らかになった。

 不老不死と神様という壮大なラブストーリーが描かれた今回。大隈が前世の記憶を語った90年前の回想シーンでは同局で現在放送中の月9ドラマ『嘘解きレトリック』(毎週月曜 後9:00)の舞台である九十九夜町(つくもやちょう)のセットが活用された。フジテレビのドラマ同士で世界線が交差する(シェアードユニバース)展開に視聴者からは「コラボきた」「鹿乃子くんと先生おったぁ」「…鹿乃子ちゃんの時代が大隈院長の1つ前の人生だったなんて…」「もしかして同じ世界線か?」との反響が寄せられた。

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