【RIZIN】芦澤竜誠「無傷で相手をねじ伏せる」昇侍と“命をかけた斬り合い”へ【インタビュー】

芦澤竜誠 （C）ORICON NewS inc.

■『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』試合前インタビュー（15日・名古屋市内ホテル）
　第10試合で昇侍と対戦する芦澤竜誠が、MMA3戦目＆連勝に向けて「無傷で相手をねじ伏せる」と完封勝利を宣言した。

【写真】インタビューで試合について語る芦澤竜誠

K-1で活躍していた芦澤は昨年大みそかからMMAに転向したデビューしたが、初戦は太田忍に1ラウンドKO負け。7月の『超RIZIN.3』では長く因縁の続いていた皇治とのMMAの試合に判定勝利し、今回は連勝を目指して自ら指名した昇侍との試合に臨む。

　意気込みを聞かれると「過去一番にしんどいトレーニングを乗り越えてきた。やるべきことをやり抜いた今、無傷で圧倒する自信がある」と堂々と語り、相手の印象も「今の自分が強すぎて、俺と戦うヤツはみんな普通に弱く見えちゃう」と断言した。

　先にインタビューに応じた昇侍が「芦澤選手とだったらサムライの戦い、命をかけた切り合いを見せられる」と話していたことを聞かされると、「まったくその通り。でも、俺と斬り合いするなんて度胸があるっすね」と真っ向勝負を受けて立つ。

　MMAの練習に総合的に取り組むことで「打撃がもっと自信を持って打てるようになって、MMAファイターになった。倒せるもんなら倒してみろよって感じ」と自信は揺るぎない。MMAのストライカーといえばフェザー級王者の鈴木千裕が圧倒的な強さを見せているが「俺とはスタイルが違う。鈴木千裕はぶち壊すスタイルで大砲、俺のスタイルはマシン。そんな感じですね」と違いを説明した。

　芦澤の試合といえば「ナマズ温度」を自ら歌う入場が名物となっているが、今回も見られるのか。当初はやらない予定だったが「名古屋で初めて俺を見るファンも多いと思うから、新幹線で向かってる途中に歌って楽しませたいという思いが湧いた」と歌うことを決意。しかし、会場機材や設備の都合で難しいとRIZINから「NG」を出され、「みんなのリクエストの声をRIZINに伝えてもらって、OKになったら歌うよ」と予告した。

　インタビューの最後には試合後の展望についても触れ、「今回は目の前の試合に集中しているんで、大みそかはあんまりイメージしてない。試合が終わったらすぐにアメリカに修行に行くかもしれないし、今はMMAにスキルを上げるたいので試合を急ぐ必要もないんで。その流れでMMAスキルを上げるためにいい相手がいるなら試合をするかもしれないし、流れに身を任せる感じですね」と自然体で語った。