上白石萌音、テレ東ドラマ初主演 天才棋士→新人弁護士に転身 バディ役に高杉真宙
ORICON NEWS / 2024年11月19日 7時0分
俳優・上白石萌音が来年1月17日スタートのテレビ東京ドラマ9『法廷のドラゴン』(毎週金曜 後9:00)で、同局ドラマ初主演を務めることが決定した。上白石は、初のプロの女性棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公・天童竜美(てんどう・たつみ)を演じる。また彼女のバディとなる弁護士・歩田虎太郎(ふだ・こたろう)を高杉真宙が演じる。
【写真】「不気味さまで感じる」青髪おかっぱで“別人級”姿の上白石萌音
今作は、空気を読まないが、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決していく新米弁護士・竜美が、存続の危機に瀕(ひん)する弁護士事務所の若き所長・虎太郎と共に奔走。事件を得意の将棋になぞらえて解決する“百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士”と“二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士”の完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマ。
高杉演じる歩田は、父親の跡を継いだ事務所が存続の危機に瀕している、依頼人ファーストの“優しすぎる”弁護士。
判事を父親に持つ「歩田法律事務所」新米弁護士・竜美は元々将棋のプロの道を志していたが、あることをきっかけに弁護士の道へ。空気を読まないが、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決に導く…(!?)普段は眼鏡をかけているが、ここぞという場面では眼鏡を外して和装で法廷に臨む。一方、「歩田法律事務所」所長兼弁護士である虎太郎は依頼人ファーストの“優しすぎる”弁護士だが、父親の跡を継いだ事務所は存続の危機。竜美に振り回されながらも、共に奮闘することとなる。
■キャストコメント
▼上白石萌音
――ドラマのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想をお聞かせください。
「将棋×法廷」という珍しい掛け合わせに無性に心が躍り、そしてキャストの方が決まるたびに興奮が募りました。緩急の効いた表情豊かな脚本をそれぞれの方のお声で脳内再生しながら、将棋と法律の勉強を面白く進めながら、撮影が始まるのを待ちわびていました。
Q
――天童竜美を演じるにあたっての意気込みや、演じられる役についての印象をお聞かせください。
大好きなものと折り合いをつけなければいけない瞬間は、誰の人生にも訪れると思います。悩み傷つきながらも自分らしいやり方を模索する竜美は、たくましく、まぶしく、ときに危なっかしくて、とても面白い人です。周りの人に恵まれながら「勝ち」をまっすぐに目指す姿勢に多くの学びをもらいました。皆さまに愛していただけるとうれしいです。
――ドラマを楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いいたします。
すばらしいチームのもと、みんなで難しいセリフやシーンに挑み続け、一歩一歩を積み重ねた日々でした。私は将棋も法律もゼロからのスタートでしたが、今ではどちらも大好きです。その魅力が観る方にも伝わるドラマになっていると思います。さらなる続報を、そして放送を、楽しみにお待ちいただけるとうれしいです!
▼高杉真宙
――ドラマのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想をお聞かせください。
弁護士役をいつか演じてみたいと思っていたので、ついに!という気持ちとともに自分に演じられるのか不安な気持ちでした。弁護士用語も多く出てくる中に、将棋の解説も含まれる台本を読んだのは人生で初めてでした。
ただ、難しい話ではなく面白要素も散りばめられており、読むのが楽しかったです。
――歩田虎太郎を演じるにあたっての意気込みや、演じられる役についての印象をお聞かせください。
依頼人ファーストだけど、どこか少し頼りない所長の虎太郎先生が愛おしくて仕方がないです。たくさんの人に助けられながら頑張る姿を想像しながら台本を読んでいたので、その姿を表現できていたらうれしいです。
――ドラマを楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いいたします。
弁護士ものと聞いて、難しいのではと感じたり、将棋のことがわからない、と思って構えてしまう方もいるかもしれませんが、皆さんのことをおいていかないよう僕らも劇中で説明しております!コメディー要素もあり、キャストも豪華な方ばかりですので、皆さん楽しみにお待ちいただければと思います。
■テレビ東京 ドラマ室 濱谷晃一氏(プロデューサー)
女性棋士について調べてみたら、プロの女性棋士がいまだかつて存在しないこと、そして、プロ棋士の道が非常に険しく、あまたの天才たちがその夢半ばに挫折していく世界に震えました。本作は、初の女性棋士誕生を目前に消えた主人公、その再出発を描く物語です。
上白石さんの和装の佇まい、まさに適役とはこのこと。彼女は将棋に慣れるために、舞台のロンドン公演に将棋の駒を持っていくほど、この役に愛情を注いでくれています。普段は物静かな竜美が勝負師としてスイッチが入る振れ幅が魅力的で、法廷に和装で臨むユニークな主人公に上白石さんが命を吹き込んでくれました。
そして、高杉真宙さんをはじめ、とてもとてもとてもすばらしい共演陣がそろいました!さらに、日本のミステリードラマ界を背負ってきた戸田山さんと、新鋭堀江監督の手腕で、想像の上をいく将棋法廷戦略も大きな見どころです。
まだまだ説明したいことはたくさんありますが、プロデューサーコメントがあまり長くなるのも気恥ずかしいので、ぜひ、ドラマ本編をご覧ください!
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