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『情熱大陸』初の2夜連続放送 51歳になったイチローに迫る「現状維持はつまらない」

ORICON NEWS / 2024年11月19日 18時0分

『情熱大陸』でイチローに迫る(C)MBS

 MBS/TBS系全国ネット『情熱大陸』では、1998年にスタートして以来、史上初となる2夜連続放送が決定。12月22日・23日にわたって、イチローに迫る。

【番組カット】貴重!キャッチャー姿のイチロー

 背番号51は、今年の10月で51歳に。番組では、イチローが力を入れている高校球児への指導、高校女子選抜チームとの試合などの舞台裏に加え、知られざるアメリカ・シアトルでの日常にも独占密着。見えてきたのは、今なおひたむきに野球と向きあいつづける「探究者」の姿だった。

 自宅には大型トレーニング機器が10台以上並び、朝食前に必ず汗を流す。マリナーズの本拠地T-モバイル・パークでは現役さながらに走攻守を鍛え上げ、取材中には、なんとキャッチャーの練習をしている姿も。



 「現状維持はつまらない。人間はいつかできなくなるから、無理ができる時に無理したい」。カメラは、練習後に黙々と道具のケアをする姿も捉えた。スパイクの泥を丁寧に落とし、グローブを磨く。野球そのものへの愛とリスペクトは、少年時代から変わらない。

 「最近考えるのは、人は必ず人に迷惑をかけるということ。それをどうお返しするか。野球と関わったからそういう発想になったと思う」。野球を通じて磨かれてきたイチローの哲学。その言葉の数々は、野球ファンはもちろんのこと今の時代を生きる多くの人の胸に響くだろう。

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