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リリー・フランキー、”孤独死”を題材にした国際共同製作映画で主演 「東京フィルメックス」でお披露目へ

ORICON NEWS / 2024年11月22日 8時0分

リリー・フランキー主演、国際共同製作映画『Diamonds in the Sand (原題訳:砂中のダイヤモンド)』(C)「Diamonds in the Sand」Film Partners

 リリー・フランキーが”孤独死”に直面する主人公を演じる国際共同製作映画

【動画】映画『『Diamonds in the Sand』海外版予告編

『Diamonds in the Sand (原題訳:砂中のダイヤモンド)』が今月23日、「第25回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX2024」(11月23日~12月1日開催)にて、ワールド・プレミア上映される。日本公開が未定となっている現在、国内での上映はどう映画祭のみ。これに先立ち、海外版予告編が解禁となった。

 同映画は、フィリピンのマニラを拠点とするジャヌス・ヴィクトリア監督の長編デビュー作。「孤独死」という日本の現象を探求することから始まった本作は、リリー・フランキーが主演を務め、ベテラン撮影監督の芦澤明子氏が参加し、日本とフィリピンでのロケーションや役者たちの表情の機微を映し出す。



 離婚して東京で一人暮らしをしているサラリーマンのヨージ。彼のことを心配してくれる母親もついに他界してしまう。意味のある人間関係は殆ど残っていないため、生きる意味がないという現実に彼は直面する。

 娘を養うために日本で介護士として働くミネルバとの偶然の出会いは、ヨージに自分の状況を新たな視点で見るように促す。そんな中、名前も知らない隣人の老人の腐乱死体が発見され、その死は孤独死と判定される。同じ運命をたどりたくないヨージは、用心深さを捨て、ミネルバを追ってフィリピンの首都マニラに向かうが…。

 上映は、ワールドプレミアの23日(会場:丸の内TOEI)と30日(会場:ヒューマントラストシネマ有楽町)の2回。

 「第25回東京フィルメックス」は、アジアを中心に世界から新進気鋭の監督たちの作品を集め、どこよりも早く、ここでしか観られない注目作品がラインナップされる国際映画祭。今年は、25年間の歴史で初めてコンペティション部門とメイド・イン・ジャパン部門の全上映作を複数の国・地域が参加する国際共同製作作品が占めることになった。

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