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太平サブロー、桂雀々さん追悼 50年前の出会いを回顧「天才14歳でした」

ORICON NEWS / 2024年11月22日 11時43分

大平サブロー

 “上方落語の爆笑王”の異名をとった、落語家・桂雀々さんの訃報が22日、伝えられたことを受け、太平サブローが追悼コメントを寄せた。

【写真】“上方落語の爆笑王”桂雀々さん

 雀々さんは1960年8月9日、大阪市住吉区出身。本名、松本貢一(まつもと・こういち)。小学生時代はテレビの視聴者参加番組の常連となり人気者に。中学生時代はテレビ番組のコーナーに登場して勝ち抜き、チャンピオンに輝いた。

 77年には桂枝雀さんに入門、同年10月に桂枝雀独演会にて初舞台を踏んだ。2007年には、「桂 雀々独演会 雀々十八番」をシアターBRAVAにて6日間にわたって開催。芸歴35周年を迎えた2011年。拠点を東京に移した。20年1月、山田洋次原作・脚本のNHK BSプレミアム、連続ドラマ「贋作男はつらいよ」で初めての主役、車寅次郎を務めた。



■太平サブロー
64歳と言う若さでの旅立ちに、寂しさと無念さを感じており、今だに事実とは捉えられずにいます。

彼とは雀々さんが14歳、僕が18歳のおりにTBSの「銀座ナウ」の素人コメディアン道場というコーナーで一緒になり対決して、木っ端微塵にやられたのが出会いです。

いやはや、今と変わらずテンポもキレも抜群でとても素人とは思えない天才14歳でした。

数年後にお互いにプロになり朝日放送の番組で再会して「一緒にがんばろな!」とエールを送り合ってそこから度々、ラジオやイベントをやり、イベントでは、年1回の数十回続けた「サブロー&雀々の二人の世界」で彼から僕は落語の手解きを受け、僕は彼に漫才を教えるという関係で楽しい時間を共有しました。

漫才センスも抜群で漫才でもスターになってたと思います。僕とは息も合いましたね。

12月に「帰ってきたサブロー&雀々の二人世界2」をやる予定でしたが倒れたと聞いて、回復してから改めて来年の春になんて軽い気持ちでいましたが、まさかまさかの事で。

いずれまた僕も天国に行くでしょうからその時は、「あの世の二人の世界!」をやってみたいです。それまでは天国で誰とも漫才はやらずに待っててくださいな。

謹んでご冥福をお祈りいたします。合掌

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