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歴史に名を刻む“ラリーの名車”を展示…『ラリージャパン2024』開催 記者がスピード感、重力を体感「ヤバい」

ORICON NEWS / 2024年11月23日 12時0分

『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』の様子

 11月21日から24日までの4日間、愛知・岐阜で開催されている世界最高峰の自動車競技『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』(以下/ラリージャパン2024)。連日熱戦が繰り広げられている一方、豊田スタジアムエリアでは『クルマ』をコンセプトとしたさまざまなイベントが行われている。

【動画】エグい迫力を記者が決死のレポート…スピード感、重力が「ヤバい」ラリーカー体験

 さまざまな企業の出展ブースでは、デモカーの展示やVRシュミレーターの体験、さまざまなゲームなどを実施。一世を風靡(ふうび)した名車の展示のほか、ラリーカーの進化の歴史を振り返るクラシックカーも展示されており、時代の変化を感じることができる。



 また、豊田スタジアム内には、360度ターンやラリーカーが大きく飛び越える立体交差の坂などが設けられたスーパースペシャルステージ(SSS)という特設コースを設置。2台のラリーカーが走行しタイムを競う。ORICON NEWSでは『Hyundai SHELL MOBIS』のラリーカーに特別に同乗した。コ・ドライバー(助手席に座り、ドライバーをサポートする役割)の立場で圧倒的迫力やスピード感、コーナーでは体に重力を感じながら、ラリードライバーのレースを生で実感。体験を終えると記者は、「ヤバい」と感想を残した。

 また、SSSを歩くことができるコースウォークや、スタンプラリーなど子どもたちでも体験できるイベントも充実。ラジコンカー体験、ラリーカー同乗体験、カート走行体験、はたらくのりもの体験など、豊田市内でもさまざまなイベントが行われるほか、世界ラリー選手権(以下/WRC)特別仕様になったマンホールを設置するなどさまざまな“仕掛け”を楽しめる。飲食ブースでは、さまざまな国の料理を豊富に取り揃えている。

 WRCはFIA(国際自動車連盟)が主催する自動車競技の世界選手権の一つ。1973年に創設され40年以上の歴史を誇るスプリントラリーの世界最高峰の大会だ。SS(スペシャルステージ)と呼ばれる、交通が遮断された一般道を市販車ベースのマシンで走り、区間タイムを競いあう。

 サーキットレースとは異なり、SSでは1台ずつの走行が基本となり、1~3分の間を置いてスタート。3~4日間に渡り行われ、SSの合計タイムによって、競技最終日である日曜日に勝敗が決まる。SSはターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)、スノーなどさまざまなコンディションの道で行われ、ラリーごとにコースのキャラクターは大きく異なることも特徴。また、SSとSSの間は公道を走行して移動を行い、その移動区間では他の一般車と同様交通ルールを守って走らなければならず、ドライバーと、コ・ドライバーの2人がペアを組んで戦うといったラリーならではの独自のルールが課せられている。

 『ラリージャパン2024』はWRCの日本ラウンドで、世界各国全13戦で開催される最終戦として愛知県と岐阜県各地で開催されている。

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