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朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン夫役にネット衝撃「予想が外れた」「『SHOGUN 将軍』の人だ!」

ORICON NEWS / 2024年11月27日 12時50分

連続テレビ小説『ばけばけ』ヒロインの夫・ヘブン役を演じるトミー・バストウ (C)ORICON NewS inc.

 NHKは27日、第113作目となる2025年度後期(大阪制作)の連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキ(高石あかり)とともに生涯を歩む夫・ヘブン役を発表し、ミュージシャンとしても活躍しているイギリス出身の33歳、トミー・バストウが演じることが明らかとなり、早くもネット上で注目を集めている。

【写真】もうお似合い…!寄り添い笑顔をみせる高石あかり&トミー・バストウ

 ヒロインの夫・ヘブン役のオーディションは、国内だけではなく、海外にも募集。国内は246人、海外からは1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)の計1767人のオーディション応募者の中から、書類選考・リモート動画選考・面談を経て、最終審査のカメラテストは日本で実施し、今年10月に決定した。



 大役に抜てきされたトミーは、1991年8月26日生まれのイギリス出身。2007年に結成されたロックバンドFranKoのリードボーカルとして現在も活動中。日本語も10年ほど学んでおり堪能で、2024年エミー賞受賞ドラマ『SHOGUN 将軍』にて、メインの一人であるマルティン・アルヴィト司祭役を演じたことも話題に。

 この日の会見前からヒロイン夫役のキャスト予想は過熱しており、『カムカムエヴリバディ』でロバートを演じた村雨辰剛を予想する声も多かった。キャスト解禁後には、ファンから「予想が外れた!」「カムカムの村雨さんじゃなかったのか」と反応する声や、「はじめましての方だけど雰囲気良さそう!」「え!?ヘブン役『SHOGUN 将軍』の人だ!」といった驚きの声が広がっている。

 本作は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキがつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。実在の人物である松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868-1932)をモデルとしているが、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 ヘブンのモデルとなったラフカディオ・ハーン(小泉八雲/1850-1904)は、ギリシャ生まれのアイルランド人(英国籍)。アメリカでジャーナリストとなった後、1890年に来日。松江に英語教師として赴任する。その後、熊本五高、東京帝国大学、早稲田大学でも教鞭をとる。1896年、小泉セツと結婚、日本に帰化し、小泉八雲を名乗る。『知られぬ日本の面影』『怪談』など、日本の古来の文化を記した著作は高く評価されている。

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