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浅野忠信の非凡なセンスが光る、15年ぶりの監督作品『男と鳥』ゾンビ侍、飛べない鳥、神が登場する予告編

ORICON NEWS / 2024年11月28日 13時0分

浅野忠信監督『男と鳥』=『MIRRORLIAR FILMS Season6』12月13日より2週間限定公開(C)2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

 短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season6』(12月13日より2週間限定上映)より、浅野忠信監督、鬼木幸治監督、増田彩来監督が手がけた作品の予告映像&ポスタービジュアルが解禁となった。

【動画】浅野忠信監督作含む3本の予告映像

 ボーダレスな活躍が目覚ましい俳優・浅野が15年ぶりにメガホンを取った『男と鳥』は、ある屋敷に入り込んだゾンビ侍(田中一平)が、神(大原海輝)から「この箱を5分後に届けなさい」と頼まれる話。コマ撮りの手法を用いて、ゾンビ侍に飛べない鳥、神などが登場し、本作の摩訶不思議な世界観を見ることができる。

 ロサンゼルスで映画制作を学び、ショートフィルムを中心に制作している鬼木監督作は、『FAAAWWW!!!』(読み方:ファー)。「河原でゴルフの練習なんかしちゃだめだろ」と言う男(亀沢純一)の横で、頭から血を流すスキンヘッドの男(保田泰志)。2人の視線の先にはゴルフクラブを握りしめて満面の笑みを浮かべる不気味な男が。その男の「でも私、ちゃんと言ったんですよね。『ファー!』って」という台詞と共に、不穏な映像が畳み掛けられる。これは令和の寓話か、ホラー映画か。急転直下のチンピラの運命は1?



 2001年生まれの写真家・映像作家で増田監督が手がけるのは、祖父との愛おしい記憶が優しく描かれる『カフネの祈り』。祖父(井浦新)が亡くなったという知らせを受け、祖父母の家を訪れる東京に住む19歳の女子大生・奏良(伊礼姫奈)。大人になるにつれ薄れていた、幼き日の祖父との記憶をそっとなぞるように、愛おしい時間が描かれる。

 なお、『MIRRORLIAR FILMS Season6』では、小栗旬監督の『1/96』(出演:藤森慎吾)、岡本多緒監督の『サン・アンド・ムーン』(出演:曽我潤心、岡本多緒、後藤萌咲)も上映される。

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