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HiHi Jets井上瑞稀、来年6・7月に主演舞台が決定 手塚治虫原作『W3』「僕自身の成長につながる機会になれば」

ORICON NEWS / 2024年12月3日 4時0分

HiHi Jets 井上瑞稀主演『W3 ワンダースリー』上演決定

 ジュニア内グループ・HiHi Jetsの井上瑞稀が、来年6月・7月に東京・兵庫で上演される舞台『W3(ワンダースリー)』に主演することが決定した。手塚治虫の名作をもとに、地球の調査にやってきた3人の宇宙人と、地球人の真一が、さまざまな悪と戦うSF活劇を、ドラマチックな世界観を表現できるクリエイター陣で舞台化する。

【写真】あふれるオーラ!スーツを着こなし、手をふる井上瑞稀&橋本涼

 原作『W3(ワンダースリー)』は、1965年~1966年まで『週刊少年サンデー』に連載された漫画で、手塚の目を通して、 地球の偵察に来た3人の宇宙人たちと少年・星真一が、未来のためにできることは何かを考えさせてくれる作品。虫プロ初のテレビオリジナル作品としてテレビアニメ版も放送され、キャラクター一人に対し、専属担当がつくハリウッド方式で制作されたことでも知られている。



 主人公・星真一を井上が演じる。共演は、兄・星光一役を平間壮一、地球の調査にきたワンダースリーのプッコ役に永田崇人、ボッコ役に松田るか、ノッコ役に相葉裕樹、星兄弟の母役に彩吹真央、星商店の土地を買収しようとするハム・エッグ役に中村まこと、ランプ少佐役に成河らが顔をそろえた。

 今回は、福田響志氏が脚本、東京2020 パラリンピック開会式の演出でも世界的に注目を集めたウォーリー木下氏の演出、和田俊輔の音楽で舞台化する。

 世界のどこかで戦争が起き、温暖化や食糧危機、地震、エネルギー不足など、自然との共存の課題も多く抱えた地球。“豊かさ”とは、“悪”とは、“正義”とは?。手塚治虫が提示する、今私たちが直面している、考えなければいけない問題の数々を、豪華キャスト&スタッフとともに、ウォーリー木下がステージ上に描き出す。

■井上瑞稀コメント

僕は今回初めて手塚さんの作品を読ませていただいたのですが、ここから深堀りし、漫画という歴史にも触れながら、作品について勉強して頑張っていきたいと思います。
歌もある中で、演出のウォーリー(木下)さんには以前初めてご一緒したときに勉強になるお話をたくさんしていただいたので、この作品でさらに僕自身の成長につながる機会になればいいなと思っています。
来てくださったお客様が、ポジティブな気持ちになれるような作品を目指して精いっぱい頑張りたいと思います。

■ウォーリー木下コメント

「W3」は以前に、ノンバーバルパフォーマンス(セリフのない劇)として上演しました。パペットやマイム、ダンスに生演奏、プロジェクションマッピングなど、アナログとデジタルを混ぜて、地球を救うことになるひとりの男と宇宙人3人組の交流を描きました。その時の心残りがあるとすれば、手塚作品の中のきらりと光る言葉を全く使えなかったことで、今度は、言葉を中心に、また新しい「W3」を作ってみたいと思っています。「どうやったら地球上から争いを無くすことができるのか」 このシンプルなメッセージは今上演する価値があると思っています。もちろん、演劇としての挑戦も今回もするつもりです。様々な仕掛けを舞台上に配置し、観客を不思議な世界に引きずりこみたいと思います。

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