Lil かんさい・嶋崎斗亜、市川團十郎のオーラに「鳥肌」 関西人として「配慮込めたツッコミ」

舞台『JAPAN THEATER「SEIMEI」』合同取材に出席したLil かんさい・嶋崎斗亜（C）ORICON NewS inc.

　Lil かんさいの嶋崎斗亜（※崎＝たつさき）が3日、大阪市内でJAPAN THEATER『SEIMEI』の取材会に出席した。

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　同作は、世界に誇る日本のクリエイターが集結し、安倍晴明の世界を新しいエンターテイメントとして舞台化。歌舞伎俳優の市川團十郎が晴明役、嶋崎は朱雀役を演じる。嶋崎は、2022年の舞台『波濤を越えて』以来、2度目の歌舞伎要素を取り入れた作品に挑戦。キービジュアルは、重厚な装束に身を包み、堂々2ショットとなった。

　嶋崎は、團十郎の名を聞いて「あり得ない！そんなことがあっていいのか！」と驚いたという。「緊張、プレッシャーというか、頭の中がパニックでなにがなんだか」と振り返り、ようやく「最近実感がわいてきた」と明かした。

　嶋崎にとって「あんなにオーラがある人は本当に初めて見た」という憧れの存在。大阪松竹座の團十郎襲名披露興行も観劇し、嶋崎は「鳥肌が立った。舞台を観て鳥肌が立つってあんまりない」としみじみ。「足の出し方、目線、顔つき、僕は人を観察するのが好きなので、たくさん見て、盗めるもの全部盗みたい」と意気込んだ。

　舞台を準備する中で、徐々に距離を縮めている様子。大阪で幕を開けるとあって、なんばグランド花月に「1回ぐらい行けたらいいね」と言葉をもらったという。嶋崎にとって、大阪の笑いはホームグラウンド。「僕が團十郎さんにツッコミ？やめてください（笑）」と言いつつ、團十郎のフレンドリーな振る舞いに「配慮を込めたツッコミをさせていただいた」とも明かしていた。

　時は平安。天下が乱れるとのお告げを受けた晴明は、平安京の四方を守護する朱雀・青龍・白虎・玄武の四神を召喚し、都の結界を守るよう命じる。しかし、朱雀は晴明を裏切り、魑魅魍魎（ちみもうりょう）とともに都に侵入した第六天魔王に追従。晴明を討つことを誓う…というストーリー。

　大阪・オリックス劇場で来年2月19日～24日、東京・THEATER MILANO-Zaで3月1日～23日に上演される。