萩原利久、新世代をけん引する映画人に「2025年も楽しみながら自分の表現を探したい」

『ELLE CINEMA AWARDS 2024』に出席した萩原利久 （C）ORICON NewS inc.

　今年公開された映画の中から女性誌『エル・ジャポン』が選ぶベスト作品を決定する『ELLE CINEMA AWARDS 2024』が9日、東京・有楽町にあるシアター「I'M A SHOW」にて開催された。新世代をけん引する映画人に贈られる「エル・ガール ライジングスター賞」には『朽ちないサクラ』で好演した萩原利久が選ばれた。

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　トロフィーを受け取った萩原は「普段現場で作品に参加しているときは、こういう賞をいただけることを想像しているわけではないんですけど、賞をいただけると、やっぱりすごくうれしいですね。今後の励みになりますし、より一層頑張りたいなと思います」と笑顔。

　高く評価された『朽ちないサクラ』について「監督や杉咲花さんをはじめとしたスタッフの皆さん、キャストの皆さん一人一人の熱量が高く、クリエイティブな現場でした」と振り返る萩原。そして「僕自身初めて経験することも多く、今後何年経ってもきっとこの現場を思い出して、またエネルギーにしてということが続くと思っています」といい、「そういった思い入れのある作品で賞をいただけて、すごく嬉しいです」と改めて喜びを噛み締めた。

　充実した2024年を経て、25年に向けての抱負を聞かれると「今年もいろんな作品に参加させてもらって、その都度いろんなものを吸収しながら、何より楽しみながらやらせていただきました。僕の中で“楽しみながら”というのは、何をするにも大事なことなので、25年もすてきな出会いがあったらいいなと思いますし、その中で楽しみながら自分の表現を探していけたらと思っています」と語った。

『エル・ジャポン』は創刊35周年であると同時に、『ELLE CINEMA AWARDS』も10周年を迎える。文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、その年に公開された映画の中からベスト映画を表彰している。

『ELLE CINEMA AWARDS 2024』受賞結果】
●エル メン賞／山崎賢人（※崎＝たつさき）
●エル ベストアクトレス賞／河合優実
●エル・ガール ライジングスター賞／萩原利久・桜田ひより
●エル ベストディレクター賞／山中瑶子
●FENDI 賞／仁村紗和
●話題賞／アンナ・サワイ