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『マインクラフト/ザ・ムービー』撮影現場に潜入「あの“マイクラ”が現実になるなんて!」

ORICON NEWS / 2024年12月10日 12時0分

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』(2025年GW公開) (C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 北欧生まれの人気ゲームを実写映画化した『マインクラフト/ザ・ムービー』(2025年GW公開)より、木々や草花、果物や動物まで…何もかもが四角い撮影現場に潜入した特別映像が公開された。ジャック・ブラック、ジェイソン・モモアらキャスト陣のコメントやオフショットも収録されている。

【動画】キャスト陣のコメント&オフショットも入った特別映像

 主人公スティーブは、子どもの頃からとある採掘場で採掘(マイン)作業をしたいと夢見ていた。大人になった彼はついに夢の場所で採掘を続け、青く輝く謎のキューブを発見。しかし、そのキューブに触れたことで、異世界「オーバーワールド」にテレポートしてしまう。そこは、イメージしたものを何でも創り出せる不思議な世界だった。



 公開された特別映像には、ゲームファンはもちろんのこと、幅広い観客を魅了する美術セットや、キャストとスタッフの熱意が詰まったコメントが盛り込まれている。撮影スタジオには、木々や草花、果物、砦岩、動物、蜂の巣までもが四角いブロック型をしている「マイクラ」の特徴的な世界が完全再現されていた。

 指をポンと指すだけでブロックが創り出され、自由に組み合わせ“創造”することができる“オーバーワールド”に迷い込んだキャラクターの一人、ナタリー役のエマ・マイヤーズは「開放的で無限に広がる世界」に圧倒され、ドーン役のダニエル・ブルックスは「あのマインクラフトが現実になるなんて!」と驚きを語っている。

 ジャック・ブラックは自身が演じた主人公スティーブを「とてつもない創造力を発揮するキャラクター」と語る。映像内でも、アイテムを創造したり「ついてこい!」と走り出したりするスティーブの姿を見ることができる。

 同じく謎のキューブに導かれ“オーバーワールド”にやってきた、ジェイソン・モモア演じるギャレットは、80年代に超一流ゲーマーとして一世を風靡するも、現在はすっかり影を潜め、過去の栄光にすがりついている男。ロングヘアに髭がトレードマークで、モモアが「ギャレットはピンクが大好き」と語るように、劇中でさまざまなピンクのコスチュームを披露している。

 そんな個性的すぎる大人たちと共に冒険することになる少年が、セバスチャン・ハンセン演じるヘンリー。もともと改造が得意で、“オーバーワールド”でも高い創造スキルを披露することになる。彼の姉ナタリーやドーンらとともに、“オーバーワールド”での冒険に挑む。

 ただ、楽しく愉快なことだけではないようだ。夜になると身の危険が!?映像の中では、ゲームでもおなじみ、主人公たちに襲いかかる四角いゾンビやスケルトン、そして“マイクラ”を象徴するモンスターとして世界中で知られ親しまれているクリーパーの姿も確認することができる。

 さらに、本映像では現実の世界と“オーバーワールド”を行き来することも明かされ、ますますどんな冒険が展開されるのか、期待が高まる。カメラ目線で笑顔を連発する、キャスト陣のオフショットも必見だ。

 本作の美術を担当したのは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作への参加で知られ、『王の帰還』でアカデミー賞美術賞を受賞しているグラント・メイジャー。その確かなセンスを発揮しながら、人気の動画投稿者にも協力を仰ぎ、ゲームファンも映画ファンも楽しめる唯一無二の美術を完成させた。

 製作を務めたトルフィ・F・オラフソンは「ゲームの世界を正確に再現することにとても興奮した」とコメント。ジャック・ブラックも「この映画はマインクラフトとそのプレイヤーの創造力をリスペクトしている。創れば生きのびられる、それがマインクラフトのすごいところさ」と語り、“マイクラ”への愛が感じられる。ゲームの共同開発者イェンス・バーゲンステンも「完成が待ちきれない」と太鼓判を押している。

 本作のムビチケ(カード)が今週13日より販売開始となる。カードは、クリーパーの顔面の“どアップ”がインパクト抜群のビジュアルとなっている。

■『マインクラフト』とは

 2009年に誕生し、11年の正式発売以降、瞬く間に世界を席巻したゲーム『マインクラフト』(通称:マイクラ)。3Dブロックで構成された「ワールド」と呼ばれる仮想空間で、自由に冒険やものづくりを楽しめるこのゲームは、14年に「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定され、23年には全世界での売上本数が3億本を突破。

 その影響はゲームの枠を超え、アパレルや玩具、各種関連商品だけでなく、教育分野にも広がっている。創造力を刺激する教材として小中学校やプログラミング教室で活用され、全国大会が開かれるなど、子どもたちの創造力や探求心を育むツールとして注目されている。

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