大沢たかお主演『沈黙の艦隊』続編映画来年9月公開 原作随一の潜水艦バトル北極海大海戦を描く
ORICON NEWS / 2024年12月11日 7時37分
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(2025年9月26日公開) (C)2025 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved.(C)かわぐちかいじ/講談社
俳優の大沢たかおが主演する『沈黙の艦隊』実写シリーズの新作『沈黙の艦隊 北極海大海戦』が、来年(2025年)9月26日に公開されることが発表された。原作漫画随一のバトルシーンを描いたファン待望の第二章となる。プロデューサーを兼務する大沢は「みなさんの想像をはるかに超える世界をお届けできると確信しております。映画館でこの作品を体感していただける日を、心より楽しみにしております」とコメントを寄せている。
【動画】『沈黙の艦隊 北極海大海戦』メイキングPV
「モーニング」(講談社)で1988~96年に連載された、かわぐちかいじ氏の同名漫画を、Amazon MGM スタジオが実写映画化。2023年に劇場公開された後、今年、ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が動画配信サービス「Prime Video」で配信され、日本のAmazonオリジナル作品で歴代1位の国内視聴数を記録した(※2024年12月時点)。
「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯(しんし)な問題提起をする、壮大なテーマ性とスケール感から実写化不可能と言われてきた原作を、『キングダム』や『ゴールデンカムイ』などヒットシリーズを数多く手がけるクレデウスが制作、『ハケンアニメ!』(22年)で日本アカデミー賞・優秀監督賞をはじめ数々の映画賞受賞を果たした吉野耕平が監督を務めて実写化。
日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させ、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスを臨場感たっぷりに描いた。
日米政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪って反乱逃亡した海江田四郎(大沢)は、独立国〈やまと〉を世界に宣言。アメリカは〈やまと〉を核テロリストと判断し撃沈を図った(映画『沈黙の艦隊』)。海江田は天才的な操舵でいくつもの海戦を潜り抜け、海上自衛隊をも巻き込んだ東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒し、国連総会へ出席すべくニューヨークへ針路をとった(ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』)。
そして、物語は第二章へ。待望の続編は、第一章からさらにスケールアップし、至高の潜水艦バトルアクションを余すところなく楽しめる映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』として劇場公開される。描かれるのは、原作漫画随一のバトルシーン〈北極海大海戦〉と、連載当時にテレビ特番が組まれるほどの社会現象となった〈やまと選挙〉。冷たい北の海で繰り広げられる緊迫の魚雷戦。砕ける流氷を回避しながら、最新鋭潜水艦同士が激しくぶつかり合う。
さらに8月~10月に行われた撮影の様子を収めたメイキング映像も公開。流氷が浮かぶ北の海で泳ぐクジラの姿が、今作のスケール感を期待させる。原作者のかわぐち氏も、存在感がまさに海江田そのものと絶賛するほど圧倒的である大沢の姿、吉野監督と大沢が意見を交わし合い撮影に臨む場面が映し出され、本作にかける現場の熱い想いが感じられる貴重な映像となっている。
■大沢たかお(主演:海江田四郎役/プロデューサー)のコメント
2023 年劇場版『沈黙の艦隊』、2024 年ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン 1~東京湾大海戦~』、そして 2025 年秋、ついにその続編となる『沈黙の艦隊 北極海大海戦』が劇場公開されることが決定しました。
前作にて東京湾を脱出した「やまと」は、この物語最大にして最も厳しい米軍との戦いへと突入します。政治ブロックでは、今の日本と重なるような竹上総理による解散総選挙、さらに「やまと」の運命を大きく左右する新たなキャラクターの登場。前作を超える迫力とスリル、そしてドキドキワクワクがこれでもかと詰め込まれた作品になっております。やまと、米軍、政治家、報道陣――それぞれの人物の感情の交錯や葛藤もぜひ注目していただきたいと思います。
みなさんの想像をはるかに超える世界をお届けできると確信しております。映画館でこの作品を体感していただける日を、心より楽しみにしております。
■吉野耕平(監督)のコメント
かわぐちかいじ先生の『沈黙の艦隊』の世界の実写化に、再び参加することができ光栄です。北極海の大氷原下で最強の敵に挑む海江田と『やまと』のクルーたち。そして未曽有の選択に揺れる日本。シリーズ屈指のドラマチックな物語と、登場人物たちそれぞれの想いを余すことなく劇場の大スクリーンにお届けできるよう、作り手の1人として全力で戦い抜きたいと思います。
■松橋真三(プロデューサー)のコメント
今夏『キングダム』で劇場を大いに湧かせ、感動の嵐を巻き起こした大将軍・大沢たかおさんが、『沈黙の艦隊』最新作で海江田四郎として帰還します。『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』は、おかげさまで絶賛の声を多くいただき、配信直後に続編のグリーンライトを獲得して、すぐに脚本にとりかかりました。皆さまからの大反響に応えるべく、次作はさらなるスケールアップを狙いたい。かわぐち先生にもそうご相談して、映画『北極海大海戦』として制作いたしました。北極海を舞台にした日米の潜水艦バトル、そしてその先にある感動のストーリーを、ぜひ劇場の大スクリーンでご堪能ください。観たことのない迫力の映像体験ができることをお約束します。
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