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日本の刑事裁判は有罪率99.83%…“逆転無罪”を連発した裁判官 カンテレのドキュメンタリーが受賞

ORICON NEWS / 2024年12月12日 10時37分

『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』(C)カンテレ

 カンテレが2023年11月に初放送した『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』が、このほど発表された「第33回FNSドキュメンタリー大賞」で特別賞を受賞した。

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 カンテレの『ザ・ドキュメント』作品が「FNSドキュメンタリー大賞」で表彰されるのは、5度目で、2018年特別賞「ふたつの正義 検証・揺さぶられっ子症候群」以来。

 「逆転裁判官の真意」は、“逆転無罪”を連発した裁判官に、弁護士資格を持つ異色の記者が迫ったドキュメンタリー。「地方の時代」映像祭2024・放送局部門優秀賞も受賞している。

■『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』番組内容
2017年7月、1人の刑事裁判官が定年退官を迎えた。その名は、福崎伸一郎。最高裁判所の調査官を務めたエリート裁判官である福崎は、大阪高裁裁判長としての約1年半、一審の有罪判決を35件破棄、そのうち7件もの逆転無罪判決を出した。


日本の刑事裁判の有罪率は99.83%。一審での無罪は珍しいが、二審での逆転無罪はもっと珍しい。そのため、退官直前に週刊誌でも取り上げられるなど一時話題となるが、福崎自身は何も語らず、その真意は今も謎のまま。
退官直前の告発か、それとも偶然か。福崎の判決文を集めて読み込み、関係者に話を聞いていくと、福崎のさまざまな側面が浮かび上がっていく…。

ナレーション:豊田康雄(カンテレアナウンサー)
ディレクター:上田大輔
撮影:小松和平
編集:高澤宏
撮影助手:高島歩乃華
プロデューサー:宮田輝美
※敬称略

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