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能登半島地震から1年、石川県ゆかりのアニメ2作品をEテレで放送『ONI~神々山のおなり』『スキップとローファー』

ORICON NEWS / 2024年12月13日 19時23分

トンコハウス堤大介監督『ONI ~ 神々山のおなり』(全4話)1月2日、3日の午前10時よりNHK Eテレにて地上波初放送

 能登半島地震から1年となる来年(2025年)1月、NHK Eテレで石川県ゆかりのアニメ2作品を放送する。

【画像】『スキップとローファー』キービジュアル

 1月2日、3日に放送されるのは、『ONI~神々山のおなり』(2022年)。米カリフォルニア州バークレーと石川県金沢市にスタジオを構える「トンコハウス」が制作したCGアニメーション。米ピクサー・アニメーショ ン・スタジオのアートディレクターとして世界の第一線で 活躍してきた、堤大介監督が独立して手がけた。脚本は、岡田麿里氏。

 アニメ ーション界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞で作品賞(リミテッドシリーズ テレビ/メディア部門 )、ベスト・プロダクション・デザイン賞(テレビ/メディア部門)をダブル受賞。アメリカ・テレビ界最高峰の栄誉とされるエミー賞でも、「ベスト・プロダクション・デザイン賞」、「ベスト・セット・デザイン賞」、「ベスト・カラー・デザイン賞」に輝いた名作だ。



 日本民話を思わせる神さまや妖怪たちの世界を舞台に、愛くるしいキャラクターたちが、美しく鮮やかなアニメーションでユーモアたっぷりに描かれる。そして、理解できない物を「ONI」として畏れ、忌み嫌う、人間誰もが抱える闇を描き、人間の本質にも迫った。作中では、石川県の街並みなどをモチーフとした情景も美しいアニメーションで 描かれている。

 12月27日には、関連番組「『ONI~神々山のおなり』 堤大介監督が作品を語る」(前1:15~1:35※26日深夜ほか)を放送。堤監督自らが作品の見どころや制作にかけた思いを語る。

 また、1月5日から『スキップとローファー』(全12話)を毎週日曜日に放送。高松美咲氏による漫画をアニメ化したスクールライフ・コメディ。石川県珠洲市をモデルとした町が主人公の出身地として描かれており、主人公の回想や故郷にいる友人とのやり取りなどで能登の風景がたびたび登場する。

■放送情報

●『ONI~神々山のおなり』(全4話)
1月2日 前10:00~11:26(1・2話)
1月3日 前10:00~11:33(3・4話)

 八百万(やおよろず)の神々や妖怪たちが棲(す)む、神々山(かみがみやま)。自由奔放に生きるおてんば娘、おなりは、伝説の英雄グレートヒーローに憧れ、新たな英雄となるために日々稽古(けいこ)に励んでいた。

 古来から山の神々が恐れるONIの脅威が数ヶ月後に迫るなか、神々たちは山を守るため技に磨きをかけるが、おなりには特別な力が一向に現れない。おどけてばかりで何も教えてくれないヘンテコな父親、なりどん。次々と力を開花させていく、友人たち。理想と現実の間で葛藤するおなりに、新たな真実が立ちはだかる。おなりは美しく平和な山を守ることができるか?

●『スキップとローファー』(全12話)
1月5日以降、毎週日曜 後5:00~5:25

 能登半島の先端の小さな町の中学校から単身上京し、東京の進学校に入学した主人公・岩倉美津未。勉強は出来るが距離感が独特で、同世代との付き合い方もちょっとズレている。しかしその天然さと明るさで、いつしか周囲にも影響を与え、心に悩みを抱えたクラスメイトたちも気づけば互いに通じ合っていく。

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