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空いた玉座に座るのは?バチカンを舞台にしたミステリー、映画『教皇選挙』予告編解禁

ORICON NEWS / 2024年12月14日 14時0分

映画『教皇選挙』(2025年3月20日公開) (C)2024 Conclave Distribution, LLC.

 先日、各賞の候補が発表された「第82回ゴールデングローブ賞」において、作品賞(ドラマ部門)ほか6部門にノミネートを果たした、レイフ・ファインズ主演、エドワード・ベルガー監督最新作『教皇選挙』が、来年(2025年)3月20日より日本で公開される。

【動画】映画『教皇選挙』予告編

 本作は、カトリックの総本山バチカンで、トップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>の内幕を描く極上のミステリー。ジャーナリスト兼作家のロバート・ハリスの原作を、『裏切りのサーカス』(11年)でアカデミー賞にノミネートされたピーター・ストローハンが脚色し、『西部戦線異状なし』(22年)のエドワード・ベルガー監督が映画化。



 「ハリー・ポッター」「007」シリーズのレイフ・ファインズのほか、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニといったベテラン俳優たちが結集した本作は、アカデミー賞最有力との呼び声も高まっている。

 解禁された予告編では、ローマ教皇が急死したことで、新しい教皇を選出するための教皇選挙<コンクラーベ>の始まりが告げられる。枢機卿たち(※ローマ教皇の最高顧問で、教皇に次ぐ地位の聖職者)が世界各地からバチカンに集まってくる中、首席枢機卿を務めるローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)がコンクラーベを執り仕切ることになる。

 判断に影響する外界のニュースなどからも遮断され、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の内側で投票が始まる中、新教皇の候補として浮上するのが、ベリーニ枢機卿(スタンリー・トゥッチ)、トランブレ枢機卿(ジョン・リスゴー)、テデスコ枢機卿(セルジオ・カステリット)、そして史上初のアフリカ人教皇になる可能性があるアデイエミ枢機卿(ルシアン・ムサマティ)だ。

 しかし、誰もが暴露されたら教皇への道を失うほどの秘密を抱えており、舞台裏でうごめく陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンス枢機卿は苦悩し、葛藤する。果たして、票が割れるコンクラーベの行方は?そして新教皇誕生を目前に、ローレンス枢機卿が目にした秘密とは?観客は、まだ誰も見たことがない世界の目撃者になる。

■ストーリー

 全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にして、バチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。

 世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、舞台裏でうごめく陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった――。

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