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越山敬達&中西希亜良『報知映画賞』新人賞に喜び「先輩方に続けるよう…」

ORICON NEWS / 2024年12月16日 16時0分

『第49回報知映画賞』表彰式に登壇した(左から)奥山大史、越山敬達、中西希亜良 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の越山敬達(15)、中西希亜良(13)が『第49回報知映画賞』で新人賞を受賞し、16日に都内で行われた表彰式に登壇した。

【写真】特別賞を授賞した平泉成をサプライズ登壇で祝福した佐野晶哉

 2人が『ぼくのお日さま』の演技が評価されて受賞。この日は、奥山大史監督がサプライズで登場し「ホントにおめでとうございます。普段は照れくさくて、直接は言ってこなかったですが、褒める機会がないだけに、こうしてステキな機会をいただけたので、全力で褒めたいと思います。大変だったと思うけど、ホントによく頑張りました。自分がすごく納得のいく映画が撮れたのは、2人のおかげです」と賛辞を送った。

 越山は「いやーもう、大人の方がいっぱいで(笑)。ひとりでも知っている大人がいるとホッとして笑顔があふれています」と奥山監督との対面に、茶目っ気を交えて喜び。「初めて主演させていただいた映画で、新人賞をいただけていることがホントにうれしいです。共演した中西希亜良さんと一緒に受賞していることがホントにうれしいです。現場では自然体でいただけだったので、自然体のままでいさせてくださった、監督やスタッフのみなさんにホントに感謝します。池松(壮亮)さんはじめ、キャストのみなさま、ホントにありがとうございます!先輩方に続けるように頑張ってまいります」と言葉に力を込めた。



 中西も「とてもステキな賞をいただき、ありがとうございます!これはホントに、監督とスタッフ・キャストのみなさんのおかげです。ノミネートだけでもすごく驚いていたのですが、まさか越山くんと2人で受賞できるとは思っていませんでした。とても光栄です」初々しく語っていた。

 同賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として、1976年に誕生した。2023年12月1日から24年11月30日までに国内で1週間以上、一般公開、もしくは公開予定の新作。新人賞は原則として3年以内に本格デビューした俳優、監督となる。

 主演男優賞は『正体』の演技が評価された横浜流星が昨年に続き受賞。主演女優賞は『ミッシング』の演技が評価された石原さとみが初受賞した。作品賞・邦画部門は横浜が主演した藤井道人監督の『正体』が受賞した。各賞の受賞者・受賞作品は以下のとおり。

■受賞一覧

作品賞・邦画部門:『正体』
作品賞・海外部門:『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
アニメ作品賞 :『ルックバック』

主演男優賞:横浜流星(『正体』の演技に対して)
主演女優賞:石原さとみ(『ミッシング』の演技に対して)
助演男優賞:奥田瑛二(『かくしごと』の演技に対して)
助演女優賞:吉岡里帆(『正体』の演技に対して)
監督賞:塚原あゆ子(『ラストマイル』の演出に対して)

新人賞:越山敬達(『ぼくのお日さま』の演技に対して)
新人賞:中西希亜良(『ぼくのお日さま』の演技に対して)

特別賞:平泉成(『明日を綴る写真館』の演技と長年の映画界への貢献に対して)
特別賞:草笛光子(『九十歳。何がめでたい』の演技と長年の映画界への貢献に対して)

■選考委員
荒木久文(映画評論家)、木村直子(読売新聞文化部映画担当)、見城徹(幻冬舎代表取締役社長)、藤田晋(サイバーエージェント代表取締役)、松本志のぶ(フリーアナウンサー)、YOU(タレント)、LiLiCo(映画コメンテーター)、渡辺祥子(映画評論家)の各氏(敬称略、五十音順)と報知新聞映画担当。

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