“氷の王子”渡邊圭祐＆“御曹司”綱啓永、“女神”めぐってバチバチ 『女神降臨』佐藤二朗がオリジナルキャラで出演へ

『女神降臨』第2弾ティザービジュアル（C）映画「女神降臨」製作委員会

　モデル・俳優のKoki,が主演を務める、2部作映画『女神降臨』の第2弾ティザービジュアルと特報映像が18日、公開された。“氷の王子”渡邊圭祐と“情熱的な御曹司”綱啓永が火花を散らす様子が映し出されている。

【場面写真】ドキドキ！渡邊圭祐＆綱啓永とのデートの様子

　原作は、yaongyi氏による韓国発の大ヒットWEBマンガ『女神降臨』。本編全223話の長期連載となった原作をベースに、映画では日本オリジナルの要素を入れて、メイクで人生を切り開いた主人公・谷川麗奈（Koki,）が高校生から大人になるまでの“恋”と“夢”を追いかける9年間の物語を2部構成で描く。前編『女神降臨 Before 高校デビュー編』は2025年3月20日、後編『女神降臨 After プロポーズ編』は5月1日に公開される。

　麗奈を奪い合う同級生2人のうち、クールで謎多き秀才・神田俊を渡邊、情熱的で歌手を夢見る五十嵐悠を綱が演じる。

　今回公開されたのは、キュートでPOPな映画の世界観を表現した雑誌のカバー風デザインの第2弾ティザービジュアルと特報映像。地味で冴えない容姿の麗奈は、ゼロからメイクを学んで努力を重ねた結果、誰もが振り向く“女神”へと大変身を遂げる。罪レベルな美しさで、転校先ではきらめく学校生活を送る。

　過去の自分と決別して完璧な人生の再スタートを意気込む麗奈だったが、学年一の頭脳を持つクールで謎多き同級生、“氷の王子”こと神田にすっぴんの秘密を見破られたことで、麗奈の転校生活は予想外の方向へ。さらに、俊と“ある過去”を共有する、超有名企業の会長の息子で歌手を夢見る“情熱的な御曹司”の登場で、3人の関係はやがて思わぬ方向へと進む。“すっぴんがバレてしまった彼”と、“女神の私しか知らない彼”の究極の三角関係を描く。

　そして佐藤二朗が、すっぴん姿の麗奈がこっそり通うホラーレンタルショップ「デビルパイ」の超クセツヨ店長・依田茂通（よだ・しげみち）を演じることが発表された。茂通は麗奈のトップシークレットを知る数少ない人物の1人であり、麗奈にとって心置きなくホラートークができる親友のような存在。「デビルパイ」で神田と麗奈が偶然居合わせたことをきっかけに、ホラー好きという共通点をもつ麗奈と俊を引き合わせようと、茂通の恋のキューピッド作戦が同時に始まっていく。

　麗奈と息ぴったりの軽妙な掛け合いを見せ、毎シーンを笑いに包む茂通は、原作には登場しない役。当時高校生だった脚本家・鈴木すみれ氏が、佐藤をイメージして当て書きしたキャラクターとなっている。佐藤自身も「こんなにせりふが入ってきやすいのは、三谷幸喜さん以来！」と絶賛するほど“佐藤二朗節”さく裂の真骨頂を見せている。

【コメント】
■佐藤二朗（依田茂通役）
高校生のこんなキラキラしたラブストーリーに、こんなオジサンを呼んでいただけて光栄です。そして、当時10代の脚本家・鈴木すみれさんが原作にはない役で、僕に当て書きをしてくれたということ。背筋を伸ばし、さらにはKoki,さんのチャーミングさに鼻の下を伸ばし、撮影にのぞみました。ぜひご期待を。