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心霊物件描くフジ1月期『問題物件』新キャラ発表、またも“謎の男” 船越英一郎・浜野謙太・本多力【コメント】

ORICON NEWS / 2024年12月18日 5時30分

水10ドラマ『問題物件』に出演する船越英一郎、浜野謙太、本多力(C)フジテレビ

 俳優・上川隆也が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『問題物件』(2025年1月15日スタート、毎週水曜 後10:00)のキャストとして、新たに船越英一郎、浜野謙太、本多力の出演が19日、発表された。

【ソロショット】「謎の男です(笑)」社長役の船越英一郎、探偵役の浜野謙太、室長代理役の本多力

 同作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローと、お人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本も手がけた作家・大倉崇裕氏の『問題物件』『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)を実写化する。



 主人公は、黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った謎の男・犬頭光太郎(上川)。心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子(内田理央)の前に風のように現れては、雷のように事件を解決し、風のように消えていく。対して恵美子は、物件マニアながら心霊現象が苦手。

 さらに、恵美子の上司・販売特別室室長・大島雅弘(宮世琉弥)は、亡き先代の長男で、7年前に交通事故で両親を亡くし、自身も後遺症で車いす生活。愛犬・犬太にしか心を許さず、屋敷から一歩も外に出ないが、実は心霊現象が大好きな心霊オタクというキャラクター。

 そうした中で、船越が演じるのは、恵美子と雅弘が勤務する不動産会社の社長・大島高丸役。亡くなった前社長の弟で、雅弘の叔父にあたる。人情派だった兄の前社長とは考え方が違い、効率主義者。社長となった今、会社の業績も上がり自信に満ちあふれ、雅弘とは身内ではあるがつかず離れずの関係。雅弘の愛犬・犬太は高丸にはほえる。そして、販売特別室は高丸の鶴の一声で発足した部署で、目的は謎に包まれている。

 浜野は、犬頭と互いに顔見知りの探偵・有村次郎役。元刑事で、警察を辞めるまでは刑事課で働き、犬頭と恵美子が最初に向き合う事件の捜査を担当していた。ある日突然、犬頭に呼び出されたと思ったら、“俺たち3人はワンチーム”だと言われ、事件解決の手がかり探しに巻き込まれていく。

 本多は、恵美子の上司で販売特別室・室長代理の片山芳光役。室長の雅弘に代わり、異動してきた恵美子に業務の説明をするが、営業企画部と兼業していて多忙を極めるため、自分は現場へは向かわない。心霊現象全般が苦手な恵美子に最初の任務として「借りたら必ず死ぬ部屋」に関するクレーム処理を担当させ「この仕事で結果を出せば、希望の宣伝部へ異動できる可能性もある」とささやく。雅弘の愛犬・犬太は片山にも威かくする。

■大島高丸(おおしま・たかまる)役・船越英一郎 コメント
――本作への出演が決まった時の気持ち
「僕が愛してやまないサスペンスコメディーとあって心が躍りました。サスペンスコメディーは大変難易度の高いジャンルだと思っておりますが、この令和にチャレンジするということにワクワクしておりますし、参加できることを大変うれしく思います」

――台本を読んだ感想
「最初から最後まで一気に、立て板に水のごとくお話が転がっていく感じが非常に面白かったです。リズムもよくテンポ感もあって。さらにせりふがおしゃれなんですよね。次は一体どこに転がっていくんだ、どこに向かっていくんだ…そういう期待感が膨らんで、心躍る脚本でした」

――演じる大島高丸の印象
「謎の男です(笑)。今の段階ではそれしかいいようがないかもしれません(笑)。ある意味で、この物語のキーマンになってくると思います。視聴者の皆様には、いろんな考察をしていただけるような含みの多い役柄・役回りなのかなと思っております。“こいつはいったい何者なんだろう”と考えながら、楽しんでもらえればと思います」

――上川隆也さんとは2017年放送『テミスの剣』以来の共演
「バラエティー番組ではお会いしておりましたが、ドラマでの共演はそんなにに久しぶりになりますか。綿密に真摯(しんし)に役をつくっていかれる方ですよね。今回は、ライトな上川くんが見られると思いますのでとても楽しみです。主人公なのに何者か全く分からない…主人公自体がミステリーというキャラクターを、どのようにコメディー色をまぶして軽やかに・伸びやかに演じていくのか、楽しみですね。僕が演じる高丸ともどう絡んでいくのか、僕自身も楽しみでございます」

――視聴者へメッセージ
「1話完結で、老若男女が楽しめるようなストーリーになっております。各話で起こる事件の謎を考察していただきながら、それぞれのキャラクターに巻き起こる縦糸の謎にもチャレンジしてもらえる作品です。このドラマは一体どんなカテゴリーのどんなジャンルのドラマになっていくのか…最後まで楽しみながら、謎を解いていただけたらと思っています」

■有村次郎(ありむら・じろう)役・浜野謙太 コメント
――本作への出演が決まった時の気持ち
「まず、共演経験のある、船越さんや宮世くん、本多さんや、だーりおさん(内田)など大好きな俳優さんたちと再共演できるのがうれしくて、仲間に入れてもらえたことにニヤニヤが止まりません」

――台本や原作を読んだ印象を
「不思議だし、不気味だし、登場人物たちの何とも言えない自分よがりな空気感が大好きです。そんな中、本当に言いたいことを不意に恵美子さんにポロッと言わせる感じが、芯があってたまらないです。せりふのやりとりが割と長い印象ですが、空気感を大事に楽しめたらなと思います」

――演じる有村次郎の印象や、演じる上で大事にしたいところ
「自分がやっているバンドや、音楽の現場でよくあるんですが、目立った登場で聴衆を引きつけて期待をあおるが、思いの外押しが弱くて、結局別のアーティストに豪快に食われるみたいになりがちで。有村は今回そういうやつだと思います。物語の本筋と関係ない記憶を残せたらなと思います」

――初共演の上川の印象や共演する上での楽しみなこ
「子供のころ母親とともにテレビの中の上川さんをキャーキャー応援していたので、うれしくて変なテンションになりそうです。うれションしないように気をつけます。僕にとっては彼が“坂本龍馬”でドキドキしていたのを覚えています。とにかく胸をお借りして精一杯頑張ろうと思います」

――視聴者へメッセージ
「不思議な登場人物や、不思議な世界観の登場人物が、物件にまつわる不気味な出来事を科学的に解き明かすという、現実と非現実を行き来するすてきなドラマになりそうです。一視聴者として楽しみですが、僕も不思議な1人を精一杯やらせてもらおうと思うのでみなさんお楽しみください!」

■片山芳光(かたやま・よしみつ)役・本多力 コメント
――本作への出演が決まった時の気持ち
「紙谷監督はじめ、ご一緒したことのあるスタッフさんがたくさんいるチームに呼んでいただいたのがとてもうれしかったです。そして大学時代からの知り合いであるプロデューサーの貸川さんとご一緒出来るのが、自分的にとても感慨深いです。少しでも作品のおもしろさに貢献できるように頑張りたいと思います」

――台本や原作を読んだ印象
「特に突拍子もない変な間取りとかではない、いわゆる普通の物件たちでさまざまな問題が起こるのが新鮮でした。そして思いもよらない問題の解決の仕方に毎回驚いています」

――演じる片山芳光の印象や、演じる上で大事にしたいところ
「上司には絶対服従、部下には態度がデカいという、なんだかなぁなキャラクターなのですが、台本を読み進めるうちに、人によってのその態度の変わり方が、哀しくもあるけどとても“人間だなぁ”と思うようになりました。ですのでその“人間だなぁ”を色濃く感じてもらえるように演じられればと思っています」

――初共演の上川の印象や共演する上での楽しみなことはありますでしょうか。
「上川さんとはまだ同じシーンはなく、現場でご挨拶(あいさつ)しかできていないのですが、むちゃくちゃきさくで、にじみ出るいい人オーラに安心感しかなかったので、少しでも長く一緒の時間を過ごして、いい空気をもらって家に持って帰りたいです」

――視聴者へメッセージ
「1話完結で見やすいですし、しっかりミステリーだし、かといって怖すぎたりはしない…登場人物もみんなすてきだし、会話もおもしろいし、さらに毎回ちょっと勉強にもなるしで、週の真ん中に観るのにぴったりなドラマになってると思います。ぜひお楽しみください!!」

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