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畑芽育ら“成田家5姉弟”が大阪に集結、作間龍斗・那須雄登・織山尚大・内田煌音の「関西弁胸キュン対決」に客席大熱狂

ORICON NEWS / 2024年12月18日 17時0分

『うちの弟どもがすみません』成田家スペシャルたこやきパーティーに登壇した(左から)内田煌音、那須雄登、畑芽育、作間龍斗、織山尚大

 俳優の畑芽育が17日、大阪にて行われた主演映画『うちの弟どもがすみません』(公開中)の舞台挨拶に登壇。“成田家スペシャルたこやきパーティー”と銘打って行われたイベントでは、成田家5姉弟を演じた畑、作間龍斗、那須雄登、織山尚大、内田煌音が登場し、成田家5人姉弟での初の関西舞台挨拶を実施した。

【写真】花柄のロングワンピース姿で登壇した畑芽育

 シリーズ累計発行部数250万部突破のオザキアキラによる人気少女コミック 『うちの弟どもがすみません』(集英社「別冊マーガレット」連載)をを実写映画化した本作。映画が公開されるやいなや、SNS上では「キュンキュンしつつ家族の愛が感じられて何度も観に行きたい映画」、「人生にはうち弟が必要」、「映画を通して兄弟の大切さに気付かされました」など話題沸騰中で、“おかわりうち弟”するリピーターも続出している。



 成田家5姉弟そろっての関西での舞台挨拶は今回が初ということで、主演の畑、共演の作間、那須、織山、内田が登場すると、観客からは悲鳴にも近い大歓声が上がり、場内のテンションは既にピークに達する。

 興奮冷めやらぬ観客を前に、まずは急にできたクセ強な弟4人に振り回される新米長女・成田糸役で主演を務めた畑が「大阪の皆さんと対面できてとても嬉しいです。今回で大阪では最後のイベントですが、楽しんでもらえるように頑張ります」と挨拶。実はこの日大阪の各劇場を回り全6回の舞台挨拶をしていた5人。この舞台挨拶が大阪最後の回ということもあり皆感慨深い表情を浮かべつつ、疲れは全くない様子。

 続いて、不愛想だけど家族想い、長男・成田源を演じた作間が「短い時間ですが、なるべく濃い時間にしたいです」と舞台挨拶への意気込み語ると、頭脳明晰だけど時々腹黒い面も垣間見える次男・成田洛を演じた那須は「映画と合わせて、イベントも盛り上げるのでぜひ楽しんでください」と意気込み十分な様子。

 ミステリアスなシャイボーイ、三男・成田洛を演じた織山は「短い時間ですが是非楽しんでいって下さい!」と明るく元気に呼びかけ、最後に甘えん坊な一家のアイドル四男・成田類を演じた内田は「いやあーーい!!」とこれまでの舞台挨拶から続いている勢いのある掛け声を披露。これには他キャストから「いやあーーい!?」と総ツッコミを受けつつ、「これが大阪最後になってしまうのはさみしい」とかわいらしい挨拶で会場を和ませた。

 同イベントは、大阪での舞台挨拶ということで「成田家スペシャルたこやきパーティー」と題して実施されたが、実はこの日のイベントではたこやきの実食パートはなく、MCより「今回は成田家スペシャルたこやきパーティーなのですがたこやきの実食はないということで…」と振られた畑は、「たこやき食べなくてすみません!」と映画オリジナルの“うち弟ポーズ”をしながら、同作のタイトルにかけて照れくさそうに謝罪。会場からは「かわいいー!」という声が飛ぶ中、弟たちからの盛り上げもあり、会場のボルテージはさらに上がった。

 また、大阪での舞台挨拶にちなみ「関西弁胸キュンセリフ対決」を実施。登壇している5人は全員関東出身で、なじみがあまりない関西弁のはずが、作間は「大阪に来たんだから関西弁を使ってなんぼ…」と自然と関西弁が出てしまったことに自身で驚き会場は和やかなムードに。続いて那須は「みんな関西弁になじみがないから甘く見てほしい」といつもの軽快なノリで続く。内田は「実は練習してきました。関西弁は憧れてます!」と声を弾ませた。

 一方、審査員となった畑は「内側からキラキラがあふれ出るアイドルの皆さんですから、キュンキュンさせてくれるでしょうし、さらに関西弁という事で、期待でいっぱいです!」とエールを送り、会場のお客様ともに、この勝負の行方を楽しみにしている表情を浮かべた。

 まずは内田からゲームがスタート。劇中の自身が演じた四男・類の、糸のごはんを褒めるシーンでのセリフ「糸ちゃんのごはん最高ぅ!」を関西弁で「糸ちゃんのごはん最高や!」と披露。若干11歳・小学5年生の内田が練習の成果を発揮すると、思わず他キャスト・会場から「かわいい!」と声が漏れる。畑からも「好ポイントですね!心臓がドキドキします」と高評価を得た。

 続いて、織山が劇中の作間が演じた長男・源が糸に対して本音をこぼしてしまうシーンのセリフ「もっと俺だけを見てればいいんだ」を関西弁で「もっと俺だけ見てればええねん」と甘い声を響かせ披露。これには会場から悲鳴にも近い黄色い歓声が飛び、会場のボルテージが上がる。言い終えた織山は「恥ずかしいですね」と照れながら笑みを浮かべた。続いて、那須が挑戦。劇中の織山が演じた三男・柊の、源に振られて元気のない糸に想いを伝えるセリフ「やっぱ俺じゃだめかな」を関西弁で「やっぱ俺やあかんか?」と織山に匹敵するほどの甘い声で披露。「うぎゃーー!!」という声や、サムズアップしながら「いいよー!」と叫ぶ会場の声が響き渡った。

 最後に作間が、長男役の意地をかけて挑戦。作間が選んだのは次男・洛の、糸が源に想いを告げるよう背中を押すシーンのセリフ「誰かを好きになるのは罪じゃないと思う」を関西弁で「誰かを好きになるんは罪やない」と披露するやいなや、場内はなぜか大爆笑に包まれ、畑からは「人情深いおじさんみたい。お父さんがでてきちゃった」とツッコミを受けた。

 そして会場のお客様の反応を踏まえつつ、審査員の畑から結果発表。「優勝は…織山さんです!」と発表されると、場内は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。実は織山は12月5日に東京で行われた公開前夜祭での「最高の弟は誰だ!!!」選手権という企画でも優勝し、今回2連覇を達成。畑は「胸キュンが上手いんですね」と称賛。優勝した織山は「ほんまおおきに」と関西弁交じりでスピーチ、喜びをあらわにした。

 舞台挨拶の最後は、主演の畑による挨拶。「たくさんの方に何度も足を運んでもらえる作品となっているようで本当に胸をなでおろすような気持ちです。そして、このキャストの皆さんで作品を作り上げられたことが本当に誇らしいです。これから冬休みを迎える方も多いと思いますが、寒い時期に心が温かくなるような作品となっておりますので家族やお友達と一度ではなく何度も足を運んで引き続き、この作品を愛してくださったら嬉しいです。本日はお忙しい中、ありがとうございました!」と観客への感謝と共に本作への思いを語り、大盛況の大阪舞台挨拶は幕を閉じた。

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