『ザ・トラベルナース』最終回に志尊淳が友情出演 主演・岡田将生たってのオファー「じゅんちゃんは最高な男」
ORICON NEWS / 2024年12月19日 6時0分
俳優の岡田将生が主演を務め、中井貴一とタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『ザ・トラベルナース』(毎週木曜 後9:00)の最終回がきょう19日に拡大スペシャルで放送される。最終回には映画『さんかく窓の外側は夜』(2021年)で岡田とW主演を務め、”最強の心霊探偵バディ”を演じた俳優・志尊淳が友情出演することが決定した。
【場面写真】敵か味方か?謎の男を演じる志尊淳
『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2012年~)の生みの親である脚本家・中園ミホ氏が22年、世に送り出した痛快医療ヒューマンドラマ『ザ・トラベルナース』。2年ぶりの続編となった今シリーズでは、那須田歩と九鬼静(中井)のコンビが、“働き方改革”の波が押し寄せ、ますます混沌を極める日本の医療界に降臨。慢性的な医師不足に加え、医師や看護師の残業時間にも大きな制限がかかり、縮小の一途をたどる命の現場で、新たな闘いに挑む。
志尊は静の過去を知る謎の男・阿部湊を演じる。友情出演については「阿部湊という役に関しては、どこかつながっている関係性の方にやってもらいたいなぁと思っていた」という岡田たっての希望で実現。志尊は「まーくんとは会うたびに『早くまた一緒に仕事したいね。次はどんな関係性で物語を作るか?』と、話をしています」と言い、「まーくんがここまで紡いで来たドラマの力になれるなら」と、今回の出演への熱い思いを明かす。
中井との初共演についても「言葉を交わす時の緊張感はとても刺激的でしたし、レジェンドとの共演は本当に貴重な経験になりました」としみじみ。岡田からは「じゅんちゃんは最高な男です」、中井からは「ご一緒できて本当に良かった。感謝、感謝です」と、絶賛の言葉が贈られた。
■岡田将生(那須田歩・役) コメント
阿部湊という役に関しては、どこかつながっている関係性の方にやってもらいたいなぁと思っていたので、志尊くんに演じてもらえることになったと聞いた時は、純粋にうれしかったです。共演するのは映画『さんかく窓の外側は夜』(2021年)以来ですが、プライベートでは会ったり食事をしたりしている関係性なので、現場でもフラットな状態で会えました。一言めは「出てくれて本当にありがとう」と伝えました。忙しい中スケジュール調整をしてくれたと聞いていたので心配してたのですが、少ないシーンの中でも見事に役を確立してくれていたので、さすがだなぁと思ってました。じゅんちゃんは最高な男です。
■中井貴一(九鬼静・役) コメント
志尊さんが最終回で演じるのは、静の過去を知る謎の男。このような出演のし方は、役者にとってはやりにくく難しいのですが、志尊さんは爽やかにサラリとこなし、颯爽とした姿を見せてくれました。静にとって“最後の大きな存在”となる人物でしたので、ご一緒できて本当に良かった。感謝、感謝です。
■志尊淳(阿部湊・役) コメント
――最終回への出演オファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。
大好きな先輩、友人でもある岡田将生くんが声をかけてくれているとお聞きしました。そんなまーくんがここまで紡いで来たドラマの力になれるなら、という思いで受けさせていただきました。
――久々に共演した岡田将生さん、今回が初共演の中井貴一さんとの撮影はいかがでしたか?
まーくんとは会うたびに「早くまた一緒に仕事したいね。次はどんな関係性で物語を作るか?」と、話をしています。少しの共演でしたが、とても心地よく、安心感がありました。やっと温まってきたと思った頃には、終わってしまったのですが、楽しい時間でした!
今回の撮影では、中井さんとお芝居ができることも楽しみのひとつでした。普段からあまり緊張することはないですが、中井さんを目の前にして、言葉を交わす時の緊張感はとても刺激的でしたし、レジェンドとの共演は本当に貴重な経験になりました。今度はもっと長くご一緒したいです。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。
作品で一番良いものを、岡田さん、中井さんはじめ、キャスト・スタッフの皆さんで常に追い求めている姿を間近で見させていただき、だからこそこんなにも愛される作品が届いているのだと感じました。少しの出演でしたが、僕が演じる阿部湊が最終回にどんな影響を及ぼすのか、ぜひご覧ください!
【最終回(12月19日放送)あらすじ】
ゆくゆくは自らの手で日本の医療を改革する。この崇高な志を成し遂げるべく、過去には医療ミスを起こすも保身に走り、看護師・八木めぐみ(若村麻由美)に責任転嫁。晴れて西東京総合病院の院長に就任した後も、政治家・灰原和男(大和田伸也)と裏取引をするなど、クリーンな院内改革の裏で不正にも手を染めてきた薬師丸卓(山崎育三郎)。そんな薬師丸がとうとう制御不能の暴走に転じる。なんと、かねてより腕を買っていたトラベルナース・那須田歩(岡田将生)のみを病院に残し、目障りなスーパーナース・九鬼静(中井貴一)をはじめ現職ナースを一斉解雇してしまう。
その矢先、西東京総合病院がランサムウェア攻撃を受ける非常事態が発生。医療システムがダウンし、患者情報を集約した電子カルテも閲覧不可となってしまった。かつてない混乱が院内に広がる中、患者の心と命を守り抜くため奮闘する歩。かたや病院の近隣では…歩と決別した静を中心に、クビになったナースたちが、診察を受けられず路頭に迷った外来患者の対応に乗り出す。
そこへ、さらなる緊急事態が発生。重度の膵臓がんで入院していためぐみの容態が急変する。彼女が当初希望していた薬師丸に執刀を委ねようとする歩。だが、当の薬師丸は首を縦に振らず…。
それぞれ熱き哲学を胸に、患者ファーストでまい進するも…前回“決裂の時”を迎えてしてしまった歩&静が、最後に選ぶ道とは一体?
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