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『全領域異常解決室』ラスト30分で明かされた“黒幕”の正体に「痺れた…!」「え、まって…」【ネタバレあり】

ORICON NEWS / 2024年12月19日 7時5分

『全領域異常解決室』最終話より (C)フジテレビ

 俳優の藤原竜也が主演し、広瀬アリスが共演するフジテレビ水10ドラマ『全領域異常解決室』(毎週水曜 後10:00)の最終話が18日に放送された。

【写真】最終話もリアルタイム更新!ついに明かされた“黒幕”役小角

 完全オリジナルとなる本作は、脚本・黒岩勉氏、演出・石川淳一氏による実力派スタッフで制作する、手に汗握る本格ミステリードラマ。身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリー。

以下、ネタバレあり。

 謎の神・ヒルコによる「選別」が始まった。寿正(野間口徹)が開発したSNSを見続けた人間は、次々と命を絶つ。街中で自殺者が続出し、東京は一夜にして大混乱に陥る。政府は「全決」がヒルコと深い関係にあると断定。直毘吉道(柿澤勇人)は「全決に強制捜査が入った」と語る。



 荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)や北野天馬(小宮璃央)ら警察は集団自殺の捜査に当たるが、あまりの事態に途方に暮れる。その中に、二宮のの子(成海璃子)の姿はなく…。

 一方、興玉雅(藤原)、芹田正彦(迫田孝也)、豊玉妃花(福本莉子)の3人は激しい戦闘の末、寿に捕らえられていた。寿は「私はヒルコ様に最初に選ばれた人間です」とヒルコと出会った経緯について話し始め、“選ばれた人間が世界を支配”し、そうでない人間を選別するという計画の全貌を明らかにした。

 そしてついにヒルコが興玉たちのもとに姿を表すが、ヒルコは二宮(成海璃子)に乗り移った姿で現れる。そして興玉らは絶体絶命に陥るが、全決局長の宇喜之民生(小日向文世)、日野克己(溝端淳平)、大和田光男(真壁刀義)らの救援により、危機を乗り越える。

 そして興玉は一人、小夢(広瀬)の救出に向かうが、そこで待ち受けていたのは直毘吉道だった。興玉は直毘の異変に気づくと「あなたがヒルコ、いや謎の神ヒルコを名乗っていた飛鳥時代の亡霊・役小角ですよね」とついに黒幕の正体を暴く。人魚の肉を食らい不老不死となった直毘が、神々を消して修理固成を成し遂げるべく、全領域異常解決室のすぐ近くで、これまでの事件の背後で暗躍していたのだった。

 直毘は「どうしても今の世の中が、放っておけなくなったんです。神が人間を甘やかしすぎたんです」と強調。命が尽きるまで、修理固成を行っていくことを強調した。しかし興玉は人間の愚かさを認めながらも「何度裏切られても、人間たちを信じ続けるしかないんです」と全面対決を挑むのだった。

 興玉と対峙した際に直毘は「私がヒルコです。懐かしいですね。かつては役小角と呼ばれていました」とついに本当の正体を明らかに。最終話まで明かされなかった黒幕にSNS上では「最後の最後まで確信できなかった。」「直毘さん痺れた…!」「直毘さんも神側だと思ってたら…まさかでした」「まってまって…え、まって…」との声が上がった。

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