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柄本佑、異例の綴じないフォトブック発売「本の形をしていない」 写真集好きが高じて責任編集

ORICON NEWS / 2024年12月21日 17時45分

「本の形をしていません」異例な形態を説明した柄本佑 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の柄本佑(38)が21日、都内で1stフォトブック『柄本佑1st フォトブック「1(いち)」』(講談社)の受注開始記念イベントを開いた。

【写真】「本の形をしていません」“異例”なフォトブック

 柄本にとって人生初のフォトブックは完全受注生産(来年1月20日まで受付中)。本人たっての希望で、日本を代表する写真家の森山大道と荒木経惟による撮りおろしが実現。「とにかく、大道さんと荒木さんの写真の素晴らしさをじっくり見てほしい」と写真家両名へのリスペクトを込めて、あえて綴じない出版物にチャレンジした。写真を高品質の厚紙に印刷し、ボックスに収納。本棚におさめるだけでなく、飾ったり、一枚一枚眺めたり、組み合わせて額に入れたり、手に取った人が独自の写真の楽しみ方をしてほしいとの思いを込めたという。衣装はすべて私服から準備し、撮影場所やコンセプト、装丁など細部までこだわり抜いた、柄本佑責任編集の豪華仕様。62ページのエッセイマガジンも同梱。全冊直筆サインとシリアルナンバー付きとなっている。



 受注が始まり、柄本は「すごく不思議な感じです。本当に出るんだなっていう感じで」としみじみ。森山氏、荒木氏は柄本の希望が実現し「僕としては、それだけで大変なごほうび。実際にこうやって、お2方のお名前が入ったフォトブックが完成して、いよいよ皆さんに見てもらえる。きっと写真を見て驚いてもらえると思いますし、ちょっと特殊な作りになっていたりもするので、その辺も楽しんでいただけるかなと思います」と呼びかけた。

 編集でこだわったポイントも。「この本はですね、本の形をしていません。1枚1枚しっかりと写真が見れるように 1枚1枚個別で入っています。僕自身、写真集を結構いっぱい持ってるんですけど、どうしてもお気に入りのカットがあっても写真集をバキッとやって立てて置きたいと思うんですけど、やりたくない。それで、つい本棚に閉まってしまう。例えば、お気に入りのカットを見つけてもらって、それが1枚1枚、別々になっているので、それを立てかけたりとか、お気に入りの1枚を飾っていただけたりとかしたらいいのかなって。自分がゲットしてうれしい仕様というか。そういう風になればいいなと思って、今回は制作させていただきました。そこが全部の考えの発端です」と裏話を語っていた。

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