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主演・加部亜門×脚本・内田裕基『絶滅メシ』が『TTFF』で特別賞 細沼孝之監督が胸を張る 縦長の怪獣映画に「挑戦したかった」

ORICON NEWS / 2024年12月19日 19時20分

『TTFF』で特別賞を受賞した『絶滅メシ』の細沼孝之監督 (C)ORICON NewS inc.

 ショートムービープラットフォーム「TikTOK」と東宝による縦型映画祭『TikTOK TOHO Film Festival 2024』の授賞式が19日に都内で開催された。

【全身ショット】ブラウンのパンツスタイル!審査員として参加した三吉彩花

 今年で4回目の開催となる縦型映画祭。TikTokのアカウントの開設が可能な13歳以上であれば誰でも参加可能。今回も昨年同様 「1本の投稿で完結された1分~10分以内の縦型映画作品のみ」が審査対象となる(複数エピソードまたは複数投稿からなる作品は選考対象外)。グランプリ受賞者は賞金30万円のほかに、東宝のクリエイティブレーベル「GEMSTONE」による新作映画の制作権利及びその制作のサポートを受ける事ができる。



 特別賞となったのは、細沼孝之監督が代表者を務める『絶滅メシ』。主演は『仮面ライダーガッチャード』で加治木涼を演じた加部亜門で、脚本は『仮面ライダーガッチャード』の内田裕基氏が担当している。審査員を務めた萩原健太郎監督は「俳優の芝居やCG、撮影の工夫の仕方とか全てにおいてクオリティが高かった。僕が1番思ったのはストーリー。映画で1番大事なのは物語。ストーリーが短い尺の中でも飽きずに次々と展開してく。最後には想像もつかないオチに向かっていく。短い尺の中でも長編の映画を見たような満足度が得られた」と称えた。

 細沼監督は「とてもうれしいです。この企画は、もともと脚本家の内田裕基さんからお話をいただきました。その中で相談していく中で、やるなら現代劇で配信者の要素も入れたい、と。縦型にしたらもっと面白くなるんじゃないかとなった。僕は怪獣映画が大好き。せっかくなら怪獣を出したかった。今まで怪獣の縦長映画ってなかったので、その挑戦したいという思いもあった。こういう機会をいただけてうれしく思います」と喜びのスピーチをしていた。

 また、グランプリは、代表者が一寸先はおじさんの『遊園人』が選ばれた。グランプリ受賞者には、東宝プロデュースによる新作縦型映画の制作権が贈られ、主演を齊藤京子が務める。審査員は、三吉彩花(俳優)、萩原健太郎(映画監督)、岡村和佳菜(プロデューサー)、MEGUMI(俳優・プロデューサー)、しんのすけ(映画感想TikTok クリエイター)が務めた。

■受賞作品
グランプリ:『遊園人』(一寸先はおじさん)
準グランプリ:『モブライフ』(許 馨予、張 家豪、高原 春菜※高=はしご高)
特別賞:『絶滅メシ』(細沼孝之)
『きみの色』賞:『君の春は何色』(モント)
アニメ・CG賞:『灯台守と迷子の幽霊』(香取徹)

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