古田新太＆中村倫也、バカリズム脚本『ノンレムの窓』主演 ラストを予告「最後の最後にドデカイもんがある」【コメント全文】

『ノンレムの窓』内『前の車を追ってください』で主演を務める（左から）古田新太、中村倫也（C）日本テレビ

　俳優の古田新太と中村倫也が、2025年1月5日放送の日本テレビ系オムニバスドラマ『ノンレムの窓』第7弾（後10：30）内の『前の車を追ってください』でW主演を務めることが20日、発表された。

【場面写真】「前の車を追ってください」とタクシー運転手（古田新太）に言う中村倫也

　2022年4月に誕生した『ノンレムの窓』は、独創的な世界観とウィットに富んだ笑いを織り交ぜ、珠玉のストーリーを生み出すバカリズムワールド全開のオムニバスドラマ。“夢と現実”“現実と非現実”の狭間を行き来する 不思議な世界観となっている。バカリズムは、原案・脚本のほか、窓先案内人・升野英知としてドラマの幕間に登場する。

　『前の車を追ってください』は、バカリズムが脚本を担当する。刑事ドラマででは「前の車を追ってください」というせりふをよく耳にする。あくまで“ドラマの中の話”と思っているこのシチュエーションに遭遇するタクシードライバー・佐藤（古田）と乗客・鈴木（中村）。“言われてしまった”タクシードライバーと“言ってしまった”乗客の奇妙な緊張感を描く。古田と中村のほか、梶原善が出演する。

【コメント全文】
■古田新太（佐藤役）
今回、オイラが聞いたところによると、倫也は「古田さんが出るんだったらいいよ」と言ったと話を聞いたんで、じゃあしょうがないか、出るかと思いました（笑）。

（モノローグ進行の）脚本は面白かったです。もうせりふ覚えなくていいし、楽だなと思っていたら、そんなことはなかったです（笑）。バカリちゃんのせりふをちゃんとやらないと面白くないので。いかに前半抑えて演じるかという点が見どころです。結構、2人とも真面目に取り組んでいますんで、ラスト以外はちゃんとドラマとして成立しているんじゃないかなと思います。ぜひ見てください！

■中村倫也（鈴木役）
古田さんとは2024年5月からずっと、全97公演の舞台を一緒にやっていたのですが、そこではあんまり面白の絡みがなく、今回、バカリズムさんのすばらしい脚本で古田さんとご一緒できるならいい年越しになるんじゃないかと思い、出演しました。

バカリズムさんの本は読んだ段階で面白いので、本当に無駄なことしない方がいいなと。だからこそ精密で緻密（ちみつ）な芝居が求められるので、現場で1個1個楽しみながら演じました。最後の最後にドデカイもんがあるので、ご覧になる方はギョっとするかもしれないですが、一体この2人は何なんだろう？って最後思ってもらえたらうれしいです。いい新年の笑い始めにしてもらえればと思います。