トヨタ、日本初の“ミニバンPHEV”となる『アルファード』『ヴェルファイア』PHEVを発売 最上級モデルは1085万円

トヨタ『アルファード Executive Lounge』

　トヨタは20日、『アルファード』『ヴェルファイア』にプラグインハイブリッドシステム搭載車（PHEV・6人乗り）を新たに設定し、2025年1月31日に発売することを発表。あわせてガソリン車・ハイブリッド車（HEV）も一部改良し、25年1月7日に発売することも発表した。

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　23年6月にモデルチェンジした『アルファード』『ヴェルファイア』（ガソリン車・ハイブリッド車）。今回新たに設定されたたPHEVは、「静粛性や乗り心地を高め、さまざまなシーンで、ドライバー、乗車する人に、さらなる『快適な移動の幸せ』をもたらす」としている。

　音や振動の少ないEV主体の静粛性の高い走りと、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載した低重心で安定した走りにより快適性を向上。深夜の送迎などで周囲に配慮できる走りも、ショーファーカー（送迎運転手）との親和性をさらに高めている。また、電気のみでエアコンを作動することも可能なため、待機時においてはエンジンがかかることなく、快適な空間を維持することができ、環境にも貢献。搭載するプラグインハイブリッドシステムは、バッテリーに充電した電力だけで、ショーファーユースの日常移動の多くでEV走行が可能（EV走行換算距離73km）となっており、長距離移動の際にはエンジン併用で安心して出かけることができる。

　ガソリン車・HEVの一部改良については、ドライブレコーダー（前後方）を備えたデジタルインナーミラーを全車標準装備。JBLプレミアムサウンドシステム（15スピーカー）および14インチリヤシートエンターテインメントシステムの設定をZ・Z Premierにも拡大し、室内空間の快適性をさらに充実させている。

　また、『ヴェルファイア』の外板色には、アグレッシブさをより際立てる専用のプレシャスメタルを新たに加えた全3色に。『アルファード』HEVモデルには、8人乗りのXグレードを追加設定した。

　月販基準台数を8600台とし、内訳はアルファード約70％、ヴェルファイア約30％。うちPHEV月販基準台数を200台としている。

■メーカー希望小売価格

▼アルファード
X（8人乗り）2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム（A25A-FXS）：
2WD（FF）510万円／E-Four 532万円

Z（7人乗り）2.5L ガソリンエンジン（2AR-FE）：　
2WD（FF）555万円／ 4WD 574万8000円

Z（7人乗り）2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム（A25A-FXS）：　
2WD（FF）635万円／E-Four 657万円

Executive Lounge（7人乗り）2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム（A25A-FXS）： 2WD（FF）860万円／E-Four 882万円

Executive Lounge（6人乗り）2.5L シリーズパラレルプラグインハイブリッドシステム（A25A-FXS）：E-Four 1065万円

▼ヴェルファイア
Z Premier（7人乗り）2.4L ターボエンジン（T24A-FTS）：
2WD（FF）670万円／E-Four 689万8000円

Z Premier（7人乗り）2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム（A25A-FXS）： 2WD（FF）705万円／E-Four 727万円

Executive Lounge（7人乗り）2.5L シリーズパラレルハイブリッドシステム（A25A-FXS）： 2WD（FF）880万円／E-Four 902万円

Executive Lounge（6人乗り）2.5L シリーズパラレルプラグインハイブリッドシステム（A25A-FXS）： E-Four 1085万円