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『ONE PIECE』来年4月から夜11時台放送で18年ぶり変更 フランキー役の後任は木村昴で4月から担当

ORICON NEWS / 2024年12月22日 18時30分

アニメ『ONE PIECE』エッグヘッド編のキービジュアル(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 テレビアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)の新情報が22日、発表された。2025年4月6日より放送枠が現在の毎週日曜午前9時30分から毎週日曜午後11時15分へ変更となった。また、フランキー役もキャスト変更となり、約19年間務めていた矢尾一樹(65)の後任は、アニメ『ドラえもん』剛田武(ジャイアン)役などで知られる木村昴(34)が担当し、2025年4月の放送回から務める。

【写真】麦わらの一味たち全員でフランキーのポーズ!ジャンフェス卒業式の様子

 これは千葉・幕張メッセで開催中の『ジャンプフェスタ』ステージイベント内で発表されたもので、放送枠の変更は今年10月に告知されており注目が集まっていたが、2006年10月から約18年半放送されてきた現在の朝の枠からから、毎週日曜午後11時15分の枠へ引っ越し。理由については「アニメを見たらすぐジャンプ」とし、同時間帯への引っ越しとあわせて全国ネットでの放送も決定し、週末の夜に全国でアニメ『ワンピース』が楽しめる。



 1999年より放送がスタートしたアニメ『ワンピース』だが、放送20年以上の歴史の中で、水曜午後7時(1999年10月~2001年3月)→日曜午後7時30分(2001年4月~2004年12月)→日曜午後7時(2005年1月~2006年9月)→日曜午前9時(2006年10月~)と放送枠は変わっており、今回の放送枠変更で約18年半ぶりの夜放送となった。

 また、フランキー役の声優交代は今月8日に突然告知されたもので、2005年5月のアニメ初登場時から19年半務めていた矢尾一樹だが、「俺の理想としてるフランキーとの間に溝が出来てしまった」と理想像の役作りに溝ができたことから降板を決断。そして、フランキー役の後任は映画『THE FIRST SLAM DUNK』桜木花道役など数多くの作品に出演し、バラエティー番組やドラマでも活躍中の木村昴が担当する。

 麦わらの一味であるフランキーは、船大工として航海中の船の維持や改造、修繕を一手に引き受けるキャラクター。ウォーターセブンの伝説の船大工・トムの弟子で、一味の新しい船、サウザンド・サニー号を造った男であり、自分の造った”夢の船”に乗って”海の果て”へたどり着くのが夢。サニー号の行く末を見届けるために、一味と冒険の旅に出たキャラクターになっている。

 『ONE PIECE』は、1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同名漫画が原作で、伝説の海賊王・ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐる海洋冒険ロマン。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べゴム人間となり、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った主人公の少年モンキー・D・ルフィが、仲間を集め海賊「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す壮大なストーリー。

 コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部を突破している人気作で、テレビアニメが1999年より放送中。2022年に公開された劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』は国内興行収入203.4億円を突破し社会現象化した。

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