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香取慎吾、来年の挑戦は初“単独ツアー” 気持ちはゆるく「全国の皆さんに教えてもらうおいしいものを食べたいみたい(笑)」【インタビュー後編】

ORICON NEWS / 2024年12月26日 12時0分

2025年1月2日放送『正解は現地で』についてインタビューに応じた香取慎吾

 ネットで調べても分からないけど…言われてみれば気になる――。そんな疑問を現地まで訪れて調査。その答えが問題として出題されるクイズ×ドキュメンタリーのバラエティ番組『正解は現地で』が2025年1月2日午後11時59分から、読売テレビ・日本テレビ系全国ネットで放送される。MCの香取慎吾(47)と番組の演出・プロデューサーを務める上田洋也氏(32)にインタビューを実施。後編では、香取の姿を見て育ったという若い世代からの熱烈なオファーに対する思い、そして来年の抱負を語った。<インタビュー全2回の後編>

コタツでまったりとくつろぐピンクニット姿の香取慎吾

――今回の番組で香取さんをMCに選ばれた理由は?

上田:理由はいくつでもあります。僕は小さい頃からずっと香取さんを見てきた世代で、超一流の方なんですけど、なぜか親近感をいだく存在というか。あと、こういう事を言うのは、少しおこがましいんですけど、すごく真っ直ぐな人だと思っていて。だから“この人はなんて言ってくれるんだろう?”とか、“おもしろくないものには、おもしろくないって正直に言ってくれるだろうな”という期待感がある。だからこそ、そんな香取さんに自分が作ったVTRをぶつけてみたい。それが僕にとって1番ワクワクするかなって思いました。



香取:たしかに今回も、とあるロケのVTR中に「なんのためにこんなロケするの?」みたいなリアクションを取ってしまったり(笑)。けど、最終的には面白かった。

上田:まさに、その香取さんの素直なリアクションが視聴者の代弁だと僕は思っていて。最終的にはおもしろいって言ってもらえたのはうれしかったですね。あとはやはり、僕は今32歳なんですけど、僕らの世代にとって香取さんはテレビの中に常にいらっしゃった存在なので、“一緒に仕事できるなんて”っていう気持ちも大きいです。こうやって会話させてもらってることも本当に誇らしいです。

――若い世代からの熱烈なオファー、いかがですか?

香取:うれしいですよ、本当にうれしいね。若い方からそういうふうに言っていただけることが増えてきましたよね。今は、増えてきたなっていうところをちょっと過ぎて、年齢を気にせずに一緒に仕事できる感じにもなってきた。以前だと“若いねー”みたいなことを言ってた時期もあったかもしれない。でもそれよりも、大切なのは一緒にお仕事できる、才能とか、その腕だなと思うようになってきました。それで一緒にやれるわけだから。こんなゆるさの番組をずっとやりたかったんだけど、ゆるいふりをする番組っていっぱいあるんですよ。でも、やっぱり番組だから決められてることとかやらなきゃいけないことが、普通は結構あって。でも今回の番組は収録の最後に、MEGUMIちゃんと僕が“え、終わり?”って思わず言ってしまったのがすべて。家でテレビを見ている感覚でいたら、“もう終わっちゃうの?”みたいなのが、良いゆるさですよね。今日はお菓子とか飲み物とかがもうちょっとたくさんほしかったかも(笑)。

上田:ちょっと思ったんですよ。もっと特徴あるものを入れときゃよかったなって反省しました。

香取:お手頃なのにうまい!みたいなのに手を伸ばしたかった。ワイプの中で、なんか食べてたいんだよね。こう、ゆったりと食べてるワイプってあんま見ないから。MEGUMIちゃんとか他のゲストも、もうちょっと手伸ばしたくなるものを。

上田:今後の課題です(笑)。

――この番組において、香取さんに期待した役割は?

上田:自然でいてもらうことかなと思います。それでいて、その状態を破綻させないように、おもしろいと思ってもらえるVTR、自分の中で楽しいと思えるVTRを出さないといけないというプレッシャーはありました。僕はずっと、(香取は)自然な方だなっていう印象を持っていたので、そのままでいてもらうために、ぴったりとフィットするのが、VTRの過酷さとスタジオのゆるさの両構えの番組構成だったのかなって思います。

――今後、この番組でやってみたいことはありますか?

上田:はい。正直、お金ある限りやれます(笑)。お金があれば、どこでも行けるし、なんなら海外の僻地と香取さんのいるスタジオをリアルタイムでつないで、正解の瞬間を出すとかもやってみたい。今回もやろうかなと思いながら、一旦VTRだけでいく形にしましたけど、今後はそんなことをしてもいいかな。

――香取さんはいかがですか?

香取:今すぐは浮かんでないけど、あるかもしれないですね。こういうのって言っちゃうと、自分が行かなきゃい感じがあるからいつもは言わないけど、この番組だったら気になることを言ってもいいかも(笑)。海外がすごい好きだから、ニューヨークの高級ホテルについてとか。身近なことだと、今ふと思ったのは、スカイツリー。もとは僕、東京タワー大好きな人なんですよ。ただ、最近、ドラマの撮影もスカイツリーの近くが多くて、そうしたら“どこまでの範囲でスカイツリー見えんのかな?”って。以前に渋谷あたりで仕事をしたら、すごい近くにスカイツリー見えて、“あ、こんな近く見えんだ!”とか思ったので、調べてほしいですね。

――まだまだ疑問は尽きないですね。そうなると今後レギュラー化も。

香取:何回でもゆるく見たいですよ。スタッフだったり、ほかの出演者の皆さんの頑張りもまだまだ見たい。

上田:もちろん、そこを狙って考えていた企画ではあるので、そこに近づくように頑張っていこうと思ってます。

――香取さんは来年、チャレンジしたいことはありますか?

香取:春にライブの全国ツアーをやるんですね。「1人でのツアー」と言ってやるのは初めて。去年、一昨年ぐらいにも全国回ってるんですけど、その時は追加公演って言ってたので(笑)
だから、初の全国ツアーを楽しみたいですね。それもゆるくです。全国ツアーをしたいのは、全国の皆さんに会いたいのと、そこで教えてもらうおいしいものを食べたいみたいな感じです(笑)。

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