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毎熊克哉、映画『初級演技レッスン』公開決定 不思議な世界へ引き込む串田壮史監督の最新作

ORICON NEWS / 2024年12月24日 12時56分

映画『初級演技レッスン』2025年2月22日公開 (C)2024埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

 映画『初級演技レッスン』が、2025年2月22日より、東京・渋谷のユーロスペース、埼玉のMOVIX川口ほかにて全国公開される。主演は、2023年、24年と2年連続で大河ドラマに出演した毎熊克哉。

【画像】映画『初級演技レッスン』場面写真

 父を亡くした子役俳優の一晟(いっせい)は、ある日学校の帰り道に「初級演技レッスン」と書かれた看板を掲げた古工場を目にする。恐る恐る中に入ると全身黒ずくめのミステリアスな演技講師・蝶野がいた。一晟は蝶野の導くままに、その場で即興演技を実演すると、不思議な体験をするのだった。

 一方、一晟が通う学校の担任教師・千歌子は、学校で「演劇教育の必須科目化」のぜひを迫られていた中、いざなわれるように「初級演技レッスン」の門戸をたたく。千歌子もまた蝶野との出会いによって、想像だにしていなかった奇妙な体験をするのだった。



■主な出演者

 主演の毎熊は、『ケンとカズ』(2011年)で観る者に激烈な印象を植え付け、以降、話題作への出演が続く。本作では、静謐(せいひつ)な佇まいと暗晦な空気をまとわせた物語の中心人物となる演技講師・蝶野にふんした。

 『夜明けまでバス停で』(22年)、『鯨の骨』(23年)、『STRANGERS』(23年)など、多くの映画作品で活躍する大西礼芳が学校の教師・千歌子を演じる。

 一晟を演じるのは、『雑魚どもよ、大志を抱け!』(23年)でデビューした期待の若手俳優・岩田奏。

■監督は海外からも注目を浴びる映像作家・串田壮史

 監督は、初長編映画『写真の女』(20年)が世界の国際映画祭であわせて40冠を獲得した串田壮史。CMディレクターとして数々の賞を受賞し、監督2作目の『マイマザーズアイズ』(23年)でも、イギリス最大のホラー映画祭である「ロンドン フライトフェスト」で、“Jホラー第3波の幕開け”と評されるなど、ジャンルを問わず作品を発表し続け、海外マーケットからも注目を浴びている。

 本作は“若手映像クリエイターの登竜門”SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024のオープニング作品として上映され、反響を呼んだ。明解な物語展開をする中で、独創的な映像美と自由で大胆な映像表現が織り交ぜられた本作は、観る者をめくるめく不思議な作品世界へと引き込み、邦画・洋画問わず、これまで感じたことのない映画体験を誘発。本作を見終えた後、“映画”に対しての新しい概念が創出されるか、映画という既存の枠組みを拡げることになるであろう作品となっている。

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