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丸山隆平主演『金子差入店』来年5月16日に公開へ 哀しみと温かさ…2つの側面映し出す特報&ティザービジュアル公開

ORICON NEWS / 2024年12月26日 8時0分

丸山隆平主演映画『金子差入店』の公開日が5月16日に決定 (C)2025映画「金子差入店」製作委員会

 5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が主演する映画『金子差入店』の公開日が、来年5月16日に決定した。このほど、特報映像、ティザービジュアルが解禁となった。

【画像】釜山国際映画祭の会場付近で撮影したそのほかの写真

 今作は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を舞台に、古川豪監督が脚本も手がけたヒューマンサスペンス。差入店の店主を務める主人公の金子真司役を丸山、金子の妻・美和子役を真木よう子、2人の息子の和真役を子役の三浦綺羅、3人と一緒に暮らす金子の叔父・星田役を寺尾聰が演じるほか、川口真奈、村川絵梨、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子も出演する。

 特報映像は、拘置所の面会室から始まる。刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する“差入屋”。「金子差入店の金子といいます」と丁寧に挨拶する金子をアクリル越しににらみつける被疑者・横川(岸谷)。面会室特有のアクリルの隔たりには互いを見つめる表情も映し出される。



 そして、BGMの悲壮感と緊張感が増すとともにシーンが変わり、「辛いんだよ、突き刺さってくるみたいでさ」という金子のセリフとともに、渦巻く人間模様を表すかのように感情的な場面がたたみかけられる。呆然とした表情で立ちすくむ金子が見つめる先で、警官や救急隊員に抑え込まれながらも泣き叫ぶ、金子の息子・和真の同級生の母親・徳山詩織(村川)の姿や、鬼気迫る表情で怒鳴り散らす金子の姿も。

 「あの子はちゃんとわかってる。パパの仕事のことも」という金子の妻・美和子のセリフから、本映像に徐々に光が差し、温かみを帯びていく。涙を流しながら抱きしめ、抱き合うシーンが続き、ラストには、「差し入れるのは、小さな希望。」というナレーションとともに固く繋いだ手が映し出される。まさに、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかけた映像に仕上がっている。

 そして哀しさと温かさ、2つの側面を併せ持ったティザービジュアルが解禁。面会室のアクリル越しに憂いのある表情を見せる丸山を、温かな光で照らしている印象的なデザイン。対面している髪の長い人物の背中と、「差し入れるのは、小さな希望。」と添えられたコピーが、物語の広がりを予感させる。髪の長い人物が一体誰なのかも気になるところだ。

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