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宮近海斗の“多彩”なギャップに葵わかなが驚き「どんな人なんだろう!」 オシドラ『ホンノウスイッチ』でW主演

ORICON NEWS / 2025年1月9日 17時0分

オシドラ『ホンノウスイッチ』にW主演する葵わかな、宮近海斗 (C)テレビ朝日

 Travis Japanの宮近海斗と俳優の葵わかながW主演する、来年1月11日スタートのテレビ朝日系オシドラサタデー『ホンノウスイッチ』(毎週土曜 後11:00)。この冬“遅れてきた初恋”に右往左往する幼なじみをキュートに演じる宮近と葵がクランクイン前に合同取材を実施。ドラマ『インフルエンス』(2021年/WOWOW)以来、2度目の共演となる2人が、意気込みや互いの印象などを語った。

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 今作はKUJIRA氏による同名漫画を実写化。ゲーム会社で働くプランナー・秋山聖(あきやま・ひじり)と、聖の幼なじみで同じビルにある別のゲーム会社でプランナーとして働く星小和(ほし・こより)が、一夜をともにしたことから幕を開ける、じれったくてキュン、そして“ほっこり”するピュアラブストーリー。



■きゅん&ピュアな原作に戸惑いも…「模索しながら頑張りたい」

――脚本や台本を読んだ感想を教えてください。

宮近:まず、『オシドラサタデー』という先輩・後輩が経験してきた、みなさんから愛される枠に自分も出演できると聞いて本当にうれしかったです。原作を読んだのですが、僕にはまっすぐすぎて…(笑)聖も小和ちゃんも、いろんなことに巻き込まれるけど思いはまっすぐ。ちょうどワールドツアー中、ニューヨーク公演の時期に読んで、にぎやかな街の中、その純粋さに、すごく不思議な気持ちになりましたが、自分が演じるからには観てくださる方にもピュアな気持ちになってもらえたら、と思います。

葵:恋愛作品を経験してなかったので「え、私!?」と思いました。今まで通ってこなかったような恋愛要素もあり、どう役を落とし込めばいいのか、まだ模索中です。2人の空気感とかが大事になると思うので、あたたかくすてきな原作の空気感をドラマのなかでも出せたらと思っています。観てくださる方がほっこりしたり、幼なじみの恋に憧れてもらえたり…観ている方を巻き込んで楽しんでもらえる作品になったらいいな。

――ラブストーリーはやっぱり臨むときの心境が違いますか。

葵:今回のドラマは特に恋愛にフォーカスされていて、観てくださる側も“夢”を観たいと思うので、自分も漫画が好きでよく読むのですが、みなさんが憧れるようなキラキラしているものを体現するとなると、ハードルは高いのかな。

宮近:恋愛ものを見たい方が特に観るべき作品なので、そういった空気はみんなで作っていかないとな、と。“ラブ”という部分でみなさんの心を動かせるように、模索しながら頑張りたいと思います。

――聖のおだやかさ、小和のはつらつとしたところはお二人に共通しているように感じますが、ご自身が思う、演じるキャラクターと近しい部分はどこでしょうか。

宮近:聖は26歳で、僕は27歳なので、ほぼ年齢は変わらない社会人。働いている環境は違えど、いろんなことに揉まれながらしたいことをしてきたという人生観は近いのではないかな。舞台が昔や未来でもなく現代なので親近感のあるキャラクターです。僕は、グループにいるときや表に立っているときはおだやかというよりにぎやかな感じなのでそこは聖とは、違うかな…。でも普段までずっとにぎやかにはしていられないので(笑)そこは等身大として重ねられるかな、と思います。

葵:言いたいことをハッキリ言えそうなところは似ているかもしれないです。大きくジャンル分けしたら同じタイプに入りそう。ただ小和ちゃんはゲーマーですけど、私はゲームが下手すぎて、趣味にできなかったので、思考回路も違うのかな。男勝りで言葉も強く、聖に対して砕けていて、男の子の幼なじみと育ってきた影響なのか。私は姉妹しかいないので自分とは違いも感じるのですが、それが小和の良さだと思うのでチャーミングに演じられたらいいな。

――お互いの役の魅力はどこに感じますか。

宮近:物語が発展していくキーは小和ちゃんにある。おてんばな感じと素直な面も素直になれない小和ちゃんもかわいらしい。ひたむきさやなかなか素直になれないところ、それでも打ち解けたときに出せる素直さ、変な意味で飾らない小和ちゃんはすごくかわいらしいな、と感じています。

――特に第1話で小和をかわいいな、と思ったところはありますか。

宮近:ふられて酔っ払っているだけでかわいいなとは思います。辛かったんだろうな、と。あと聖が距離を近づけると照れて素直になれない部分は台本読んでいてもすごくかわいらしいなと思います。

――葵さんは、聖の魅力をいかがでしょうか。

葵:聖は素朴で、全然スレていなくて、ピュアでまっすぐで邪気がない。女性のスタッフさんのなかでもこんなになんでも聞いてくれる人いない!と話題になっていました。包容力がありそう。小和が自分の話をいっぱいしてもなんでも聞いてくれそうですし、こんなに真剣に話を聞いてくれて、全部あったかく返してくれて、冬のこたつみたいなキャラクターだと思いました。

――今回の共演の前後でなにか変化はありますか。

宮近:前回の共演では、ほとんど同じシーンがなくて…。

葵:一瞬だけだったんですよね。

宮近:僕がいじめているところを見ているシーンだ(笑)待機は一緒だったけど、ごあいさつする程度でセリフの掛け合いもなく、待ち時間もほぼ会話していなかったので、共演と言いつつ“はじめまして”の感覚です。第一線で活躍されている女優さんというイメージなので、今回、一緒に作品を作る上で頼もしい方とできると思いました。葵さんがどういった小和ちゃんを演じるのかも楽しみですし、漫画や原作のなかにあるヒントや、葵さん自身のお芝居の経験を混ぜてできた小和ちゃんと、そんな小和ちゃんを優しく包み込む聖でいい作品をつくれたら。本読みでは、僕も探り探りだったんですけど僕のイメージと近い小和ちゃんの声があって、“小和ちゃんがいる”と思いました。作品の温度をもっと感じられて撮影が楽しみになりました。

葵:前回ご一緒したとき、宮近さんが、演じた役は悲しいんだけどクールですてきな役でした。それが印象的だったので今回、ご一緒すると聞いて「あの宮近さんか!」と思って。前回は少年院に入っているような無口なヤンキーの役で…(笑)社会派なドラマだったので、また180度違う役なのでどんな感じでやられるんだろう、と思っていたところ、テレビをたまたまつけたら宮近さんがダンスバトルで踊っている番組を観て。「あれ?宮近さんじゃない!?」って、私のなかではクールガイだった宮近さんが、激しく踊っていらっしゃったので…「どんな人なんだろう!」といろいろな印象を持っていました。本読みでは、普段はこんなにおだやかな方なんだ、と驚きました。声のペースや声を含めて素が一番、聖っぽいのかな。まだわからないことは多いですが、一緒にあったかい空気感をつくっていけそうかな。

――幼なじみ役ということでどのようにコミュニケーションをとっていきたいですか。

宮近:どうなんですか?作品に入られたときに、僕らは同世代くらいですけど、いつも同世代との共演は仲良くなりますか。

葵:なりますね…。私はおしゃべり大好きです。

宮近:僕は人見知りですが、積極的にコミュニケーションをとろうと思います。

葵:2人のシーンが多いので、おのずとしゃべれるようになるのかな。

宮近:長い時間いるのにセリフ以外では静まり返ってしまう空気は苦手なので、明るく楽しく、作品はまっすぐにですけどそういう時間も心がけて頑張ります。

――盛り上がる話題はありそうですか。

宮近:テレビは観ますよね?

葵:観ます!

宮近:僕はなにも考えずにバラエティーをよく観るんですけど…アニメとかバラエティーとか見ますか?あ、これ、あとで話します(笑)そこから始めようと思います!

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