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『PEACEFUL PARK 2024 for 能登』クリスマスに約3700万円寄付 MISIAから子どもたちへドーナツのプレゼントも

ORICON NEWS / 2024年12月25日 18時0分

MISIA

 7月6・7日に令和6年能登半島地震の被災地復興支援を目的として『PEACEFUL PARK 2024 for 能登』が開催された。同イベントの実行委員会は地震の発生からまもなく1年を迎える12月25日に、イベントの収益や「d払い」「dポイント」を通して集まった募金などを合わせた3761万2553円を『石川県令和6年能登半島地震災害義援金』に寄付した。

【写真】クリスマスに能登の子どもたちへ…MISIAからのドーナツプレゼント企画の模様

 同イベントは「エンターテイメントの力で被災地を元気づける」をテーマに、MISIAやGLAYをはじめとするさまざまなアーティストによるライブパフォーマンスのほか、チャリティーグッズの販売や、能登地域で被災したシェフらが出店する食のイベント『PEACEFUL TABLE』、地震で被害を受けた地域の工芸品や特産品を販売する『応援消費マルシェ』など、能登への支援につながるさまざまな取り組みを2日間にわたって実施した。



 今回、イベントからの寄付と同時に本格的な寒さを迎える被災地で今もなお不安な気持ちや記憶を抱えながら生活する子どもたちに少しでもあたたかな気持ちを届けたいという願いを込めて、MISIAが3000個のドーナツをクリスマスのプレゼントとして用意した。

 金沢市発祥のドーナツ店『ウフフドーナチュ』で、能登の希少な大豆を使った「大浜大豆のきなこドーナツ」と、能登のひらみゆき農園とコラボした「ブルーベリードーナツ」を、コーラスグループのQUMANOMIのメンバーがサンタの格好に扮し、能登地域の子どもや被災した人たちに配った。

 QUMANOMIが訪れたのは、震災発生直後にMISIAが炊き出しを行い、今回の『PEACEFUL PARK 2024 for 能登』開催のきっかけにもなった能登町小木中学校をはじめとする4ヶ所。集まった子どもたち一人ひとりにドーナツを手渡すと、子どもたちはとても喜んだ様子で「ドーナツのプレゼント、すごくうれしいです」「クリスマスプレゼントをありがとうございます」などと感謝した。また、QUMANOMIからは歌のプレゼントも届けた。当日渡すことができなかった子どもたちにも、後日ドーナツを届けるという。

 また、あす26日には同実行委員会が石川県庁を訪問し、イベントからの寄付金やクリスマスのプレゼント企画の実施について馳浩知事に報告をする予定。

■MISIAのメッセージ
能登半島地震からまもなく一年が経過します。
今もなお厳しい状況の中で日々を送られている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
エンターテイメントの力で何かできることはないかと、能登半島支援を目的とし開催された『PEACEFUL PARK for 能登』。
少しでも皆様のお力になれていたら嬉しいです。
この寄付金を通じて、このイベントを通して能登に心を寄せた多くの方の想いが被災地に届きますよう願っております。
また、寒さが厳しくなってきた年末の季節に寄付金と一緒に何か温かな想いを届けることはできないかと思い、12月25日のクリスマスには、能登半島の子どもたちをはじめとする皆様にドーナツとPEACEFUL PARKのグッズをお贈りさせていただくことになりました。
世界中の人々の幸せを願う、そんなクリスマスという日に一人ひとりが手にする甘いドーナツで少しでも笑顔や温かさ、安らぎを届けられればと思います。
昔はドーナツ盤と呼ばれるレコードもあったんですよ。
今回は、歌という形ではありませんが、歌のように心に届きますように…。
今回の活動で、また改めて多くの方々が能登に想いを寄せ、心をつなぐきっかけとなればと願っています。

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