ワタナベエンタのダンス&ボーカルグループ『SEVENIC』が来春デビュー、最年少16歳のケンタ「（目標は）東京ドーム！」

「SEVENIC」として来春デビューが決定したメンバー5人。（写真左より）リョウ、ケンタ、ショウ、リク、オオジュ

　ワタナベエンターテインメントによるダンス＆ボーカルプロジェクト内のサバイバル型育成ユニット「DBsing」が26日、横浜・1000CLUBにて同グループ最大規模となるプロジェクトライブを開催。ライブ終盤には、2025年春にデビューする選抜メンバーが発表された。

【写真】12月26日にライブを行った加藤大悟とDBsingメンバー

　「音楽で日本と世界に挑戦する若手男性アーティスト」をコンセプトに始動した、ワタナベエンターテインメントのダンス＆ボーカルプロジェクト内、サバイバル型育成ユニット「DBsing」。これまでに複数回、のべ応募総数5000人以上のオーディションから選ばれたメンバーで構成されており、2023年3月に開催された新メンバーオーディションで合格した7名の10代のメンバーを加え、合計13人で活動。今年9月にはK-Stage O!にて初の単独公演を実施し、12月26日にはプロジェクトメンバーである加藤大悟とともに、『加藤大悟×DBSing プロジェクトライブ- UP! - vol.2』を開催。

　この日のライブは、12月26日開催とあって、テーマは“クリスマスボックス” 。クリスマスパーティーを楽しむ様子を収めたオープニング映像から始まり、キラキラ装飾のついた衣装を纏ったメンバーが登場。

　開始早々から代表曲の「Luv Sick」や「What Innovate Remix」を披露。DBSingの楽曲を加藤も交えた体制で披露したり、加藤の楽曲にDBSingメンバーも参加してパフォーマンスをするなど、ここでしか見られないプロジェクトライブ感溢れる展開となった。また、中盤ではトワの弾き語り「雪の華」を加藤とともに披露する場面も。

　そして、楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよライブ終盤。来場者に新ユニットのメンバーを選出するアンケートを実施し、プロデューサーからのメンバーの発表が行われ、リク、リョウ、ケンタ、ショウ、オオジュの計5人が順に発表され、グループ名は『SEVENIC』(読み：セヴニック)に決定。

　グループ名のSEVENICは、『7つの大陸を繋ぐ唯一無二の音楽で世界を躍らせる』をテーマに、SEVEN：7つの大陸、NIC：「Unique（ユニーク）」と「Iconic（象徴的）」を掛け合わせた造語となっている。

　ライブ後には、選抜メンバーに選ばれた5人がデビュー発表会見に登場。選抜メンバーに選ばれた感想を聞かれると、ダンス歴21年の最年長メンバー・リョウは「入れた喜びが強いです。SEVENICでどういった活動をしていくことが出来るのか楽しみ」と語り、16歳の末っ子キャラでダンスが売りのケンタも「まず素直に嬉しい。残り8人への責任を背負って頑張っていきたい」とコメント。

　さらに、「実感なくふわふわしています。選ばれたからには精一杯頑張りたい」（ショウ）、「心の中がざわついている。キラキラした世界をお届けできるように頑張っていきたいです」（リク）、「セブニック大好きです。母親にお礼を伝えたい」（オオジュ）と、それぞれ選ばれた率直な気持ちを告白。

　2025春のデビューに向けての意気込みを聞かれると、リョウは「あまり時間がないと思いますが、最高のパフォーマンスを届けられるように仕上げていきたい」と力強く語ると、リクも「（リリースされる曲は）一生歌っていく楽曲になっていくと思うので、自分たちも楽曲を愛して、みなさんに愛してもらえるようにしていきたいです」と明かした。

　グループとしての目標については、リョウが「日本だけでなく世界を目指していけるグループにしていきたい」と語ると、ケンタは「東京ドーム！」と声高らかに宣言していた。