寺島進、兼近大樹と共演で“似てる”話に結論 松方弘樹さん、松田優作さんら“往年のスター”との逸話も

『メシドラ』に出演する（左から）兼近大樹、寺島進（C）日本テレビ

　俳優の寺島進が、あす28日放送の日本テレビ『メシドラ 兼近＆真之介のグルメドライブ』（毎週土曜　前11：55※関東ローカル）にゲスト出演する。

【番組カット】絶景を背景に…！楽し気な兼近大樹&満島真之介＆寺島進

　同番組は、兼近大樹（EXIT）と満島真之介が、おいしいものを食べにドライブする台本も仕込みもない旅番組。誰が旅の代金を支払うかは、ゲームで決める。今回は、神奈川・鎌倉市をめぐる。

　MA-1姿が渋すぎる寺島は、七里ヶ浜海岸で合流する。最初の話題は、兼近が寺島に似ている件について。寺島に似ているとよく言われていた兼近は「寺島さんが来た瞬間に、『俺だ！』って」思ったと笑う。満島も若い頃の勝村（政信）と寺島の2ショットが兼近と自身の2ショットにそっくりだと思っていたと言い、「寺島さんのことかねちー（兼近）と思って接したらいいってことね」と思い切った発言をすると、「うん、まあ気を付けながらね」と兼近に優しく止められる。

　そこから寺島の若い頃の話に。20代で三船敏郎の三船プロダクションの養成所に入って殺陣を学んでいたという寺島。「松方弘樹さんもいらしてたね。かっこよかったよ、これがスターだと思った」と往年の大スターとの思い出を語る。

　最初は、鶴岡八幡宮のすぐそばにある「人力車のえびす屋」へ。寺島から若い頃の写真を見せてもらうと、本当にそっくり。「ほんとかよ？自分じゃわかんねぇな」と納得いかない様子の寺島だが、最後には「俺の方が育ちが良さそうだな」と渋々似ていることを容認する。

　人力車に乗った3人は「鎌倉中央食品市場」に到着。ラーメンをあきらめた3人は「PARADISE ALLEY BREAD」に訪れた。あんパンなど3品を注文してから店内で寝ていた赤ちゃんを発見した寺島は「いい子だねー、おはよー」と子煩悩な一面を見せるが、寝起きでご機嫌がよろしくない赤ちゃんの様子を見ると「やめとこう」とあっさり撤退。満島からも「寝起き寺島進はやばすぎるでしょ」といじられる。

　続いて3人がやってきたのは「AMALFI DOLCE＆CAFFE」。絶景のカフェでは寺島の読み方が“テラシマ”ではなく“テラジマ”であることについて厳しく注意を受けたり、寺島がコーヒーにガムシロップとミルクを入れるのを見て「（寺島さんって）ブラック顔じゃないですか」と暴言を吐き、ますます仲良くなる。

　次の目的地に向かう車中では、寺島がこれまで特に刺激を受けた役者について語る。「役者やって大丈夫なんだなっていうスタートは松田優作さん」と語る寺島。映画で共演した際にほとんどせりふもなかった寺島に「歩いてるシーンでもなんでも、『いいな～、いいな～』って言ってくれて」と大スターとの思い出を語る。

　3人がたどり着いたのは「しらすや」。ここでは寺島の子どもの話題に。「娘が幼稚園の時に戦隊モノで（ヒーローが暮らす）寮のおじさん役の話が来たのよ」という寺島。「そしたら幼稚園に娘を迎えに行った時に『あ！もりお！（役名）』ってヒーローになっちゃって」と笑う。

　そして、仕事が重なって忙しくなってきた時期に「なんのために仕事やってんだろう」と悩みを抱えていたことがあったと語る。「で、いざ子ども持つとこうやって（背中を）押されるんだな」と感じたという。その話を聞いた兼近が「なんか今テレビに映っちゃいけないくらい（自分に）刺さってる」「ぜいたくなのは分かってるけど、何のためにこんな忙しく毎日毎日」と共感する。

　道に迷いながら最後にやってきたのは「Amalfi Della Sera」。旅にかかった代金を誰が支払うか決めるゲームをすることに。今回は、満島と兼近のうちどちらかが支払うことが前提で、寺島がこの日の朝何を食べてきたかを当てるという超難問に挑戦する。さらに、最後の1品を当てた方が勝ちという唐突なルール変更も行われる。