新日本プロレス、イッテンヨンのゲストに柔道金メダリストのウルフアロン「でも最終的に勝つのは俺だから!」
ORICON NEWS / 2024年12月30日 5時30分
1992年から毎年1月4日に東京ドーム大会を開催してきた、新日本プロレス。この「1.4」(イッテンヨン)は、日本だけでなく世界のプロレスファンにも広く知られるプロレス大会となっている。2007年から大会名を『WRESTLE KINGDOM』とし、2025年で19回目を迎える。来年は、翌日の『WRESTLE DYNASTY』とあわせて2日連続の東京ドーム大会を開催。そんな『WRESTLE KINGDOM 19 in東京ドーム』の放送席特別ゲストが決定し、“黒のカリスマ”蝶野正洋、そして新日本プロレスファン代表の柔道五輪金メダリスト・ウルフアロンがドームに駆けつける。
【写真】黒のカリスマ・蝶野正洋
「1.4」のメインイベントは、「IWGP世界ヘビー級選手権 ザック・セイバーJr. vs 海野翔太」。新日本プロレス最高峰のベルト「IWGP世界ヘビー級王座」。現在の王者は8月『G1 CLIMAX』を制し、その勢いのまま10月にIWGP世界ヘビー級王座を内藤哲也から獲得した英国人レスラー、ザック・セイバーJr.。対するは未来の新エースを名乗り、G1公式戦でザックに勝利した新世代の筆頭・海野翔太。2025年の新日本プロレスを占う重要な一戦となる。
セミファイナルは、人気ユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンで同門の2人、内藤哲也 vs 高橋ヒロムのスペシャルシングルマッチ。両者は20年3月にIWGP王者同士として初対決を行う予定だったが、コロナ禍で大会が中止に。それから4年の月日が流れ満を持して運命の初対決。固い絆で結ばれた2人の師弟対決に注目だ。
「棚橋弘至ファイナルロード・ランバージャックデスマッチ 棚橋弘至 vs EVIL」は10月に新日本のエースであり代表取締役社長でもある棚橋が2026年1月4日の東京ドーム大会での引退を発表。引退まであと1年、ファイナルロードの1戦目となる試合の相手は、極悪軍団HOUSE OF TORTUREのEVILと戦う。あらゆる反則行為を行い、悪の限りを尽くすEVILに、選手としても社長としても負けられない棚橋。ファイナルロードの初戦を勝利で飾ることはできるのか。
デビッド・フィンレー vs 辻陽太は、新日本プロレスの“白いベルト”IWGP GLOBALヘビー級王座をかけた闘い。“新世代の怪物”辻がシングルベルト初戴冠か、現王者フィンレーが圧倒的な強さでねじ伏せるのか。そのほか、「IWGPジュニアヘビー級選手権 DOUKI vs エル・デスペラード」や、「NEVER無差別級選手権 鷹木信悟 vs KONOSUKE TAKESHITA」もある。
世界が注目するこの闘いの模様は、CSテレ朝チャンネル2で生中継、動画配信サービス「NJPW WORLD」では日本語版と英語版で全世界ライブ配信される。さらに、来年1月4日の大会当日、テレビ朝日系地上波でも特番放送(※一部地域を除く)が決定している。
■ウルフアロン コメント
プロレスはもともとテレビでよく見ていました。この「1.4」は1年間で最大の大会だと思いますので、オファーをいただいて光栄ですね。どんなバトルが繰り広げられるのか、楽しみながら現場で観戦したいと思います。柔道で対戦するのは、ただ目の前にいる相手だけ。でも、プロレスラーは対戦相手とも闘うし、相手のファンの方たちとも闘う…。いろいろな方向に矢印を向けながら自分を作り上げていく方々だなと感じていて、そこに大きな魅力を感じています。
当日のカードは、すべてが見逃せない、盛り上がるバトルだなと思います。僕が昔から追いかけてきた内藤哲也選手や、KONOSUKE TAKESHITA選手の戦い。そしてなんといっても、棚橋弘至選手の引退がかかった闘い…。やっぱり“何か”がかかる試合は盛り上がりますし、注目ですね。また、東京ドームという大きな“箱”で試合をするという、貴重な雰囲気も感じ取ることができたらいいですね。でも最終的に勝つのは俺だから!「1.4」、全員が頑張って闘うだろうけど、最後に勝つのは俺だ!
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