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ジュード・ロウ、『スター・ウォーズ/スケルトン・クルー』は古典的で寓話的【インタビュー】

ORICON NEWS / 2025年1月4日 12時0分

謎のジェダイ、ジョッド・ナ・ナウッド(ジュード・ロウ)=『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』第3話より(C)2024 Lucasfilm Ltd.

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて配信中のオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ/スケルトン・クルー』。スター・ウォーズの世界観で子どもたちが大冒険を繰り広げる本作。子どもたちと行動をともにするフォースと思われる力を操る正体不明の“謎の男”ジョッド・ナ・ナウッドを演じているジュード・ロウ(「ファンタスティック・ビースト」シリーズなど)にオンラインでインタビューした。

【動画】80年代の青春冒険映画テイストあふれる本予告

――壮大な銀河系での友情と子どもたちの成長を描いた本作の第一印象は?

【ジュード・ロウ】まず第一に、僕はスター・ウォーズ」のカノン(正史)はよく知っていました。1977年に『スター・ウォーズ』が初めて公開されたとき、僕は4歳でした(1972年12月29日生まれ)。それは僕のイマジネーションを刺激してくれました。大好きになりました。それからずっと「スター・ウォーズ」シリーズを見てきました。そして、自分の子どもたちにも見せていました。だから、この『スケルトン・クルー』の世界にすんなりと入り込むことができました。そして、この新しいストーリーは、子どもたちが道に迷ったり、危険に遭遇したりしながら、進むべき道を見つけ、たくましく生きていくための力を身につけていく、ある意味とても古典的で、寓話的だと思いました。



――本作は80年代の映画の雰囲気もありますね。

【ジュード・ロウ】そうですね。脚本にもその感じはありました。子どもたちはいつも仲が良いとは限らないし、それぞれ家庭や学校での悩みや困りごとも抱えている。そんな子どもたちのリアルが描かれているところが、80年代の映画を思い出させるんだと思います。

――大人にとっては、子どもの頃のワクワク感を思い出せてくれますね。

【ジュード・ロウ】「スター・ウォーズ」ファンにとってはとてもなじみのある世界なんです。クリーチャーもたくさん出てきます。新しい面は、海賊たちをより掘り下げているところです。そして、子どもたちならではの発言や行動が魅力的だと思います。そして、そのことがこの世界に新鮮な光を当てています。本当にスリリングなものがあるんです。

――この番組であなたが演じたジョッド・ナ・ナウッドというキャラクターについてもっと知りたいです。彼は状況に応じて素早く柔軟に考え、素早い判断ができる人のようですね。

【ジュード・ロウ】彼はサバイバーです。そして、あなたが正しく指摘したように、彼は機転が利き、忠誠を誓う相手や手を組む仲間を変えて、あと1日生き延びるための方法を常に探している。それには、ペルソナ(人格)を変える能力が伴うんです。だから、番組が進んでいくにつれて、より多くのことが見えてくると思います。

――あなたは彼と友達になれると思いますか?

【ジュード・ロウ】友達になったら楽しいかもしれないけど、信頼できるかといえば、ちょっと心配ですね(笑)。

――共演した子役たちと現場ではどのようにコミュニケーションをとっていたのですか?

【ジュード・ロウ】彼らと仲良くなるのはとても簡単でした。僕が彼らを怖がらせなければいいだけです(笑)。今作は、旅をしながらお互いを知っていく話だったので、僕たちも撮影をしながらお互いを知っていこうと思いました。だから最初から仲良くならなくても構わないと割り切ったんです。それから何ヶ月かの間に、お互いのことを知るようになるにつれ、緊張感のあるシーンやドラマチックなシーンを演じるのが簡単になっていきました。僕たちは友達になったからです。

――ジョン・ワッツ、クリス・フォード、ジョン・ファヴロー、デイヴ・フィローニたちと一緒に『スター・ウォーズ』作品を作った経験はあなたにどんな影響を与えましたか?

【ジュード・ロウ】ジョン(・ワッツ)とクリス(・フォード)は素晴らしいショーランナーでした。ジョンをはじめ、各エピソードの監督も皆、素晴らしかった。それぞれビジョンとスタイルを持っていて、『スター・ウォーズ』の世界に足を踏み入れることにとても熱中していました。脚本を(現場で)どう膨らませるか、どのような方法で撮影するか、脚本に書かれている要求を技術的どうアプローチするか。そういったことに対処していく経験やノウハウ、情熱を持った人たちと仕事をすることは、常に勉強になります。それこそ、私のキャリアの幸運な要素の1つです。素晴らしい人々と仕事をし、彼らがどのように考え、行動するのかを見て、自分を見つめ直すことができるんです。

――最後の質問です。セットや小道具、衣装にかなりこだわっている作品ですが、あなたが興奮したものがあれば教えてください。

【ジュード・ロウ】どうしよう。たくさんあります。僕は、ブラスター銃を、海賊が使っていたフリント・ロック・ピストル(火打ち石銃)のような形にしたものが気に入っていました。ブラスターのままなのですが、木製のハンドルのようなものがついているんです。そして、銃身も海賊が使っていたような古いラッパ銃の銃身に似ているんです。18世紀の海賊のスタイルを『スター ウォーズ』の世界に取り入れているんだと思います。

――ありがとうございました。

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