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香取慎吾、昨年12月に急逝の中山美穂さんに思い 共演の夢かなわぬも「熱い思いを持って頑張りたい」

ORICON NEWS / 2025年1月7日 13時18分

中山美穂さんへの思いを語った香取慎吾(C)ORICON NewS inc.

 俳優・歌手の香取慎吾が7日、都内で行われた主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(毎週木曜 後10:00※初回15分拡大)の舞台あいさつに登場した。9日に第1話の放送を控える中、12月6日に亡くなった俳優の中山美穂さんに思いを寄せた。

【写真】登場して観客を沸かせた志尊淳

 美穂さんは主人公・大森一平(香取慎吾)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園で、園長を務める園田美奈子役で出演。9日放送の第1話、そして第3話にも登場する。

  香取は美穂さんについて「いや、本当に」と声を振り絞り、「美穂さんがこの作品への思いを熱く持ってくれているのを聞いていて、共演できるシーン、撮影を楽しみにしていました。それはかなわなかったんですけど」と悔しさをにじませた。



 だが、「美穂さんのこのドラマに懸ける熱い思いを、キャスト・スタッフみんなで持って、最後まで頑張ろうという話をしたので。(美穂さんが)思いを届けてくれると思うので、最後まで頑張りたい」と誓った。

 フジテレビによると、当初、第5話は美穂さん演じる園田が物語の中心となる構成だったという。しかし、美穂さんの逝去を受け、美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長・鮫島ふみ役を作り、美穂さんの妹・中山忍がその役柄を演じることが決まっている。

 同作は、人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの“最低男”が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことになるというストーリー。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込みながら、“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となる。

 舞台あいさつには香取に加え、志尊淳、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香が出席した。

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