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ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランのスピリットを受け継ぐMV「Homesick Blues」解禁

ORICON NEWS / 2025年1月8日 12時0分

ティモシー・シャラメ主演、映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2月28日公開) (C)2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

 俳優のティモシー・シャラメが、ロック界の“生きる伝説”ボブ・ディランの若き日を演じる映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2月28日公開)より、「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」のミュージックビデオ(MV)が公開された。

【動画】再現度高っ!MV「Homesick Blues」

 本作は、1960年代初頭、後世に大きな影響を与えるニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描く。監督は、ジェームズ・マンゴールド。

 主演のティモシー・シャラメは5年もの歳月をかけて、ビジュアルだけでなく全ての歌唱シーンを自身の声で歌い、ディランの青年時代を瑞々しく演じきった。昨年12月25日に全米で公開された本作は、大ヒットスタートを飾った。



 解禁となった映像で歌われる「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、ボブ・ディランが1965年に発表したアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』に収録され、シングルとしてもリリースされたフォーク・ロックの革新的な名曲。日本では「ウェスタン調ロックにつづる哀愁」というキャッチコピーとともに、日本コロムビアから発売された。

 コンサート・ツアーを記録映画のために撮影された、ディランがこの曲に合わせて、歌詞が書かれた紙を次々と投げ捨てる映像も有名になり、「ミュージック・ビデオの先駆け」とも言われている。この映像に多くのアーティストがインスパイアされ、オマージュを捧げ、楽曲はロックンロールの歴史を形作った500曲の一つにも選ばれるなど、現在も色褪せることない名曲として知られている。

 ティモシー・シャラメによるMVでも、ティモシーが歌詞が書かれた紙を歌に合わせて次々と放り投げるパフォーマンスを披露。劇中シーンを交えたオリジナルの要素もありながら、ディランのスピリットが感じられる映像に、ファンならずとも胸が熱くなる仕上がりとなっている。

 映画の日本公開に先駆けて、劇中でフィーチャーされる名曲たちを収録した「公式予習プレイリスト」も公開。劇中でキャストが吹き替え無しで歌唱したカバー音源(サウンドトラック・アルバムとして配信中)のほか、ボブ・ディランやジョーン・バエズによるオリジナル版の音源もふんだんに収録。映画の予習や復習にはもちろんのこと、ボブ・ディランの入門にもぴったりな内容になっている。プレイリストは、Apple MusicやSpotify、Amazon Music、LINE MUSICなど各音楽配信サービスで確認できる(※サービスによって選曲内容が異なる場合あり)。

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